明石市議会 2016-03-04
平成28年生活文化常任委員会( 3月 4日)
平成28年生活文化常任委員会( 3月 4日)
生活文化常任委員会記録
平成28年3月4日(金)
於 大会議室
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〇出席委員(6人)
尾 仲 委員長 穐 原 副委員長
北 川 委 員 大 西 委 員 辰 巳 委 員
松 井 委 員
〇欠席委員(1人)
西 川 委 員
〇出席説明員
和田副市長
西川コミュニティ推進部長 福田男女共同参画担当部長
豊島市民・健康部長 武川文化・スポーツ部長 石角環境部長
梅木産業振興部長 倉地農業委員会事務局長
ほか所管各部の次長・課長
岡田政策室課長 嶋田都市整備部建築室長 藤田営繕課長
次に、一般の20、21ページをお願いします。
歳入でございますが、4款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目 商工使用料でございますが、今年度は大きな天文現象が少なかったことなどにより入館者が見込みより少なかったことによる天文科学館使用料の減額でございます。
次に、一般26、27をお願いします。
5款 国庫支出金、2項 国庫補助金、4目 農林水産業費国庫補助金でございますが、
海岸保全施設機能強化事業費補助金は、
林崎漁港海岸堤防等老朽化対策に係る調査項目の減による事業費の減額でございます。
次に、地方創生加速化交付金は、国の補正予算を活用した海外への販路拡大や明石産品のブランド化等の取り組みに対する交付金でございます。
次に、一般の34、35をお願いします。
6款 県支出金、2項 県補助金、3目 農林水産業費県補助金でございますが、1節の農業費補助金のうち、説明欄の1点目の
野菜指定産地整備事業費補助金は、県指定野菜用のパイプハウス設置事業の申請が見込みより少なかったことによる減額でございます。2点目のため池改修事業費補助金は、国庫補助事業の事業費割り当てに合わせた減額でございます。3点目の圃場整備事業費補助金は、清水新田圃場整備事業の事業量の減少による減額でございます。
2節の水産業費補助金の
沿岸漁業構造改善事業費補助金は、ノリ養殖関連施設整備に係る国の補正予算による増額でございます。
次に、36、37をお開き願います。
一番上にございます災害復旧費県補助金ですが、1節の
農林水産業施設災害復旧費補助金は、松陰新田の水路災害復旧事業に係る補助金でございます。
次に、44、45ページをお願いします。
10款 諸収入、3項 貸付金元利収入、1目
企業融資資金貸付金元金収入でございますが、中小企業融資資金預託金について1件当たりの融資実行金額の減少に伴う減額でございます。
次に、4項 雑入ですが、47ページをお願いします。
中段の土地改良事業地元負担金は、土地改良事業の進捗事業に、また、その下の地下水涵養協力金は
国営東播用水農業水利事業の進捗状況に合わせた減額でございます。
次に、48、49ページをお開き願います。
11款 市債、1項 市債、4目 農林水産業債でございますが、1節の農業債のうち、1点目の公共事業等債は国庫補助事業の事業費割り当てに合わせた減額でございます。2点目の農業用施設等整備事業債は国庫補助事業等の事業量に合わせた増額でございます。
一般の52、53ページをお願いします。
7目 災害復旧債でございますが、1節の
農林水産業施設災害復旧債は災害復旧事業に係る市債でございます。
次に、歳出でございます。一般の80、81をお願いします。
5款 農林水産業費、1項 農業費、2目 農業総務費でございますが、農業共済事業にかかわる職員の構成の変動によりまして、
農業共済事業特別会計繰出金を減額するものでございます。
3目 農業振興費でございますが、1点目の野菜産地育成事業について、県指定野菜のホウレンソウ、シュンギク、ネギ等の栽培用パイプハウス設置の申請が見込みより少なかったことによる補助金の減額でございます。
4目 農地費でございますが、委託料として、鴨谷池、東二見皿池。工事請負費としまして、第17号池、雲楽池。また、県営事業負担金として清水地区、江井島地区等で国庫補助事業の事業費割り当てに合わせた工事請負費の減額でございます。
一般の82、83ページをお願いします。
5目 農業構造改善事業費でございますが、魚住町清水の
清水新田地区圃場整備事業について、事業量の減少に伴う工事請負費などの減額でございます。2項 水産業費、2目 水産業振興費でございますが、水産一般振興事業として、補助対象事業費の確定に伴う補助金の増額で、漁業者の負担軽減のための漁船保険掛金の一部を補助する漁業操業安全推進事業、ノリ漁業共済の個人負担額の一部を補助する
ノリ養殖経営安定対策事業でございます。
次に、明石産農水産物販路拡大(地方創生加速化)事業でございますが、国の補正予算を活用し、海外への販路拡大や明石産品のブランド化等に取り組むための増額でございます。事業としては3点ございます。1点目は明石産品の海外への販路拡大としてマレーシア物産展等への参加、シンガポールほかへのキャンペーン、英語、中国語のPRパンフレットの作成。2点目は学校給食への明石産品の利用促進としまして、中学校給食モデル校への明石ダイの給食材料提供。3点目は明石産品のブランド化として、明石産の農水産物の特徴や強味を際立たせた販路拡大、消費拡大を目指すものでございます。
3目 漁港管理費でございますが、
林崎漁港海岸堤防等老朽化対策として実施した海岸保全施設の老朽化診断委託事務に係る調査項目の減による委託料の減額でございます。
4目 沿岸漁業構造改善事業費でございますが、漁業経営構造改善事業によるノリ養殖関連施設整備に係る国の補正予算による補助金の増額でございます。
次に、84、85ページをお願いします。
6款、1項 商工費、2目 商工業振興費でございますが、1点目の中小企業融資対策事業は、1件当たりの融資実行金額減に伴う預託金の減額などでございます。2点目の商店街活性化支援事業は、明石銀座商店街周辺におきまして、雨水幹線布設工事が施工中のため、春旬祭を中止したことに伴う補助金の減額でございます。
3目 天文科学館費でございますが、2点目の天文科学館運営事業は、新券売機リース契約の確定による使用料の減額でございます。3点目の
天文科学館施設維持管理事業は、省エネに努めたことや、電力調達入札による光熱水費の減額と空調設備保守点検などの入札残による委託料の減額でございます。
以上で、議案第17号、平成27年度明石市一般会計補正予算(第4号)についての説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
ご質疑、ご意見はございませんか。
松井委員。
○松井委員 おはようございます。1点だけお聞きいたします。
一般の83ページ、地方創生加速化ですけれども、明石産品の海外販路を開くということで、すばらしいことだと思うんですけれども、ブランド化というのは具体的にどのようなブランド化をするのか教えてください。
○尾仲委員長 上田産業振興部次長(農商工連携担当)兼卸売市場担当課長。
○上田産業振興部次長(農商工連携担当)兼卸売市場担当課長 産業振興部次長兼卸売市場担当課長の上田でございます。
ブランド化のことに関しましてご説明申し上げます。
今回、国の地方創生加速化交付金を利用しまして、まず、大きな柱として海外への販路拡大を広げたいと考えております。これは昨年度に卸売市場の指定管理者がマレーシアで物産展を開催して、それなりに手ごたえを感じたところであって、今度の国の加速化交付金も利用して、さらにその販路を拡大する動きを加速化させていこうという考えです。これによりまして、最終的に明石産品を世界ブランド化へ広げられればというふうに考えております。
同時に国内でのブランド化も進めていく考えであります。特に、林崎のサンマの開きなどは、この28年度から東京での販路が開けていきますので、こういった国内の動き、それから海外の動きに呼応ができるような形で世界ブランド化を進めていきたい、そのように考えております。
以上でございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 すごいですね。世界ブランド化ってすごいですね。頑張っていただきたいと思います。
○尾仲委員長 他にございませんか。
それでは、ないようですので、この採決については入れかえ後ということにさせていただきます。
次に移ります。
議案第24号、平成27年度明石市
農業共済事業特別会計補正予算(第2号)について説明を求めます。
松田農業振興担当課長。
○松田農業振興担当課長 農業振興担当課長の松田でございます。
議案第24号、平成27年度明石市
農業共済事業特別会計補正予算につきましてご説明を申し上げます。
議案書、農の1ページをお開き願います。
第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ160万8,000円ずつ減額し、2,875万6,000円とするものでございます。
今回の補正予算ですが、農業災害補償法施行規則で農業共済事業の前年度の剰余金は次年度の積立金に積むこととなっております。平成26年度は農作物共済、稲の共済におきまして被害がなかったことから27年度に積み立てる額を9万2,000円増額しようとするものでございます。
また、農業共済の担当職員の人員構成の変動によりまして、職員費に充てる一般会計からの繰入金を170万円減額しようとするものでございます。これら増減合わせまして歳入歳出それぞれ160万8,000円の減額をしようとするものでございます。
詳細につきましては、事項別明細書で説明させていただきますので、恐れ入りますが、農の8ページ、9ページをお開き願います。
歳入でございます。1款 事業収入、1項 農作物勘定収入、1目 農作物繰越金は前年度の繰越金でございます。当初54万3,000円と見込んでいたものを9万2,000円増額し、63万5,000円とするものでございます。
続きまして、農の10ページ、11ページをお開きください。
2款 業務収入、1項 業務勘定収入、1目 一般会計繰入金でございます。職員構成の変動に伴い、職員費に充てる繰り入れ金額を170万円減額するものでございます。
次に、農の12ページ、13ページをお願いいたします。
歳出でございます。1款 事業支出、1項 農作物勘定支出、1目 積立金ですが、今回9万2,000円増額し、63万5,000円を基金に積み立てるものでございます。
次に、農の14、15ページをお願いします。
2款 業務支出、1項 業務勘定支出、1目 一般管理費ですが、職員の給料、職員手当、共済費、いわゆる職員費を減額するものでございます。
以上で、議案第24号、平成27年度明石市
農業共済事業特別会計補正予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これよりご質疑、ご意見お受けしたいと思います。どなたからでも結構ですのでございませんか。
それでは、この件につきましては採決に入ります。
それでは採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第24号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第24号は原案どおり承認いたしました。
続いて、次に移ります。
議案第14号、明石市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。
上田産業振興部次長(農商工連携担当)兼卸売市場担当課長。
○上田産業振興部次長(農商工連携担当)兼卸売市場担当課長 産業振興部次長兼卸売市場担当課長の上田でございます。
議案第14号、明石市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定のことについてご説明申し上げます。
提案理由でございます。
議案書2ページをお開き願います。
本案は、記章の交付等に係る手数料の額及び空地の使用に係る利用料金の上限額について見直しを図るほか、看板の設置場所に係る利用料金を新設するため、条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の概要につきましては、お手元にお配りしております関連資料にてご説明させていただきます。
改正の目的でございますが、提案理由でも述べましたが、仲卸章等の交付等に係る手数料の額を実情に合わせて見直しを図るほか、空地の使用料の上限額を見直し、看板設置の使用料の上限額を新たに規定するため条例の一部を改正するものでございます。
改正の内容でございますが、1つ目は仲卸章及び売買参加章の交付等に係る手数料の額の改正で、現在1,944円かかっている、そういった実情に合わせて現行の1,000円を2,000円に引き上げようとするものでございます。
2つ目は空地使用料の上限額の改正で、現行の月額で1平方メートル当たり75円という低価格のものを、少なくとも行政財産使用料と同額の月額で1平方メートル当たり160円に改正しようとするものでございます。
3つ目は、看板設置場所使用料の上限額を新たに月額で1平方メートル当たり430円として規定しようとするものでございます。
これらの制度的な整備を行い、市場活性化の推進を促そうとするものでございます。
この条例は平成28年4月1日から施行しようとするものでございます。
以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これより質疑、ご意見お受けしたいと思います。ございませんか。
それでは、採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第14号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第14号は原案どおり承認いたしました。
それでは、これより説明のみということになりますけれども、議案第37号、平成28年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕を議題に供します。
竹中環境部次長。
○竹中環境部次長 環境部次長の竹中でございます。
議案第37号、平成28年度明石市一般会計予算につきまして、当委員会に付託されました事項のうち、環境部所管の事項につきましてご説明をさせていただきます。
議案書、一般の8、9ページをお開き願います。
第2表、債務負担行為でございます。2項目めに記載の焼却施設機械設備保全工事につきましては、
明石クリーンセンター焼却施設の安定運転及び工事期間の確保によりまして、平成28年度から平成29年度の2カ年となっております。
次に、10ページをお開き願います。
第3表、地方債でございます。5項目めに記載の清掃施設整備事業につきましては、ごみ収集車両購入事業、焼却施設整備事業、破砕選別施設整備事業に係る市債でございます。
次に、歳入歳出につきましては事項別明細書によりご説明をさせていただきます。
まず、歳入でございます。一般の42、43ページをお開き願います。
12款 使用料及び手数料、2項 手数料、3目 衛生手数料、2節 清掃手数料でございます。説明欄のうち、動物死体処理手数料、し尿汲取手数料、浄化槽汚泥投入手数料につきましては、犬や猫などの小動物の死体、あるいはし尿の収集処理などに付随する手数料でございます。また、市民や事業者が明石クリーンセンターに廃棄物を搬入する際のごみ処理手数料、あるいは粗大ごみの戸別収集に係る粗大ごみ収集手数料が主なものでございます。
58、59ページをお開き願います。
14款 県支出金、2項 県補助金、3目 衛生費県補助金、2節 公害対策費補助金につきましては、県条例に基づく公害規制関係の各種届け出や、立入検査などの公害行政事務に対する交付金でございます。
62、63ページをお開き願います。
3項 委託金、3目 衛生費委託金、1節 保健衛生費委託金は猫の引き取りに係る事務委託金でございます。2節 公害対策費委託金は大気汚染の常時監視事務に係る事務委託金でございます。3節 清掃費委託金は浄化槽維持管理などの指導事務などに係る委託金でございます。
66、67ページをお開き願います。
15款 財産収入、1項 財産運用収入、2目 基金運用収入、1節 利子及び配当金でございます。説明欄の一番下に記載しております一般廃棄物処理施設整備基金積立金利子につきましては、積立金の運用に係る利子でございます。
次の68、69ページをお願いいたします。
16款 寄附金、1項 寄附金、3目 衛生費寄附金、1節 環境衛生費寄附金でございます。説明欄記載の環境活動費寄附金につきましては、レジ袋無料配付を取りやめ、得られました収益金を寄附されたものでございます。
74、75ページをお開き願います。
18款 諸収入、4項 雑入、2目 雑入、1節 雑入のうち、説明欄上から12行目の中段あたりでございます。紙類・布類分別収集業務収益金につきましては、土曜日に回収しております紙類・布類の売却による収益金でございます。
次に記載の明石クリーンセンター電力売却収入は、ごみの焼却により発電した電力の売却収入でございます。次に記載の
明石クリーンセンター金属類売却収入は資源ごみとして回収したアルミ缶や鉄などの売却収入でございます。
次に記載のメガソーラー発電収入はメガソーラーの発電した電力の発電量に応じた売却収入でございます。また、メガソーラー用地使用料は下段2行目に記載の行政財産使用料に含まれております。次に記載の
容器包装リサイクル拠出金は、ペットボトルの再商品化の有償入札に係る日本容器包装リサイクル協会からの拠出金でございます。
次のページ、76、77ページをお開き願います。
19款 市債、1項 市債、3目 衛生債、2節 清掃事業債につきましては、収集車両の計画的導入に係る市債でございます。また、
明石クリーンセンター焼却施設のプラント設備などの整備工事、あるいは破砕選別施設のプラント設備などの整備工事に係る市債でございます。
以上が歳入の内容でございます。
引き続きまして、歳出に移らさせていただきます。
少し飛びますけれども、130、131ページをお開き願います。
4款 衛生費、1項 保健衛生費、3目 環境衛生費は、地球環境や環境美化の対策、ごみの減量や資源化、あるいは環境の保全対策などに要する経費でございます。以下、主な事業をご説明をいたします。
環境衛生費、説明欄の上から8行目に記載の環境基本計画推進事業につきましては、環境基本計画及び個別計画である地球温暖化対策実行計画や生物多様性戦略を推進するとともに必要な啓発や教育を実施するもので、外来生物防除調査、自然環境調査や環境学習イベント実施などに要する経費でございます。
その下に記載の環境美化推進事業は、空き缶などの散乱及び、ふん害の防止に関する条例の推進施策として諸事業を実施するもので、ポイ捨てバッテン運動の展開やふん害などの防止を図るため、特に市内重点区域のパトロールや清掃活動、さらには飼い主のいない猫をふやさないようにする取り組みなどの実施など、環境の美化や市民の啓発に要する経費でございます。あるいは喫煙防止・マナーアップ運動に要する経費などでございます。次に記載の再資源化推進事業は再資源化を促進するため再生資源の集団回収、活動団体への助成に要する経費でございます。次に記載のごみ減量化推進事業は、ごみの減量化、再資源化の推進に要する経費でございます。平成28年度は燃やせるごみの4割を占めます家庭から出る生ごみの減量を中心に市民への啓発強化に取り組んでまいります。あるいは地球温暖化防止のため、市民の啓発事業者と消費者団体と市の3者によるレジ袋の削減の推進に要する経費などでございます。一番下に記載の食用油・小型家電リサイクル事業は使用済み食用油を回収いたしまして、バイオ燃料に精製し、燃料として使用する経費でございます。あるいは使用済み小型家電のリサイクル実施、回収ボックスの増設に要する経費などでございます。
次のページ、132、133ページをお開き願います。
4目 公害対策費は大気や水質の保全、あるいは騒音や振動の規制などの公害防止対策に要する経費で、主なものといたしまして、公害対策費の説明欄の2行目、大気保全・悪臭対策事業につきましては、大気汚染の常時監視や人体への健康影響の可能性が懸念されます微小粒子状物質でありますPM2.5の測定、また、大気汚染や悪臭の発生源に対する規制に要する経費でございます。その下に記載の水質保全対策事業は、公共用水域や地下水などの水質調査や監視、あるいは事業所への水質規制などに要する経費でございます。
次に、2項 清掃費、1目 清掃総務費は清掃業務にかかわります事務執行一般に要する経費、あるいは環境部の事務棟の維持管理費などが主なものでございます。
次のページ、134、135ページをお開き願います。
2目 ごみ処理費は、ごみの収集運搬や処理、あるいは廃棄物処理施設の運営や維持管理に要する経費で、主なものといたしましてごみ処理費、説明欄の2行目、3行目、ごみ収集運搬事業とごみ収集運搬委託事業でございます。これらは直営と委託によって行っております一般家庭ごみの収集運搬業務に要する経費でございます。なお、ごみ出しが困難なひとり暮らしの高齢者などを対象にいたしましたふれあい収集事業を引き続き実施してまいります。次に記載のごみ収集車両購入事業はごみ収集車2台を購入する経費でございます。次に記載の粗大ごみ収集運搬事業は市民から戸別に排出されます粗大ごみの収集運搬に要する経費でございます。
次に記載の廃棄物処理事業は、最終処分場の維持管理などに要する経費でございます。なお、平成28年度より最終処分場の延命化及び廃棄物のリサイクル向上を図るため、ごみ焼却灰の新たな処理方法といたしまして、セメント原料化を導入してまいります。
次に記載の焼却施設運営事業は、焼却施設の運転や維持管理、あるいは機械・電気設備の保全などに要する経費でございます。主な経費といたしまして、その下に記載の設備保全工事費は焼却施設のごみ臭と耐火物の補修に要する経費でございます。その下に記載の管理運営費は焼却施設の管理業務委託の平成26年度から30年度の5カ年にわたる事業の28年度割りに相当するものが主な経費でございます。
次に記載の廃棄物広域処理事業は、大阪湾広域臨海環境整備センターのフェニックス計画に基づきます廃棄物の広域処理における焼却灰の処分に要する経費でございます。次に記載の破砕選別施設運営事業は、破砕選別施設の運転、あるいは維持管理のため、点検や補修などに要する経費でございます。主な経費といたしまして、その下に記載の設備保全工事費は、破砕選別施設の機械や電気設備保全工事に要する経費でございます。その下に記載の管理運営費は、破砕選別施設の管理業務委託の平成27年度から31年度の5カ年にわたります事業の28年度割りに相当するものが主な経費でございます。次に記載の一般廃棄物処理施設整備基金積立金は、一般廃棄物処理施設の整備の費用に充てるための当該基金への積立金でございます。
次に3目 し尿処理費は、し尿処理運搬や下水道でし尿を処理するために要する経費でございます。し尿処理費、説明欄の2行目、し尿収集処理事業につきましては、し尿の収集運搬やその処理に要する経費が主なものでございます。
環境部につきましての説明は以上でございます。
○尾仲委員長 八田産業振興部次長兼商工労政課長。
○八田産業振興部次長兼商工労政課長 産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。
引き続き、当委員会に付託されました事項のうち、産業振興部、農業委員会所管分につきましてご説明いたします。
まず、債務負担行為についてご説明いたします。一般の9ページ、第2表、債務負担行為をごらんください。
3項目めの中小企業短期事業資金の融資について兵庫県信用保証協会の同融資取扱金融機関に対する債務の損失補償、また、これ以下債務の損失補償についてでございますが、これらは兵庫県信用保証協会の同融資取扱金融機関に対する債務について市が損失補償をするもので、記載の期間、限度額の設定をお願いするものでございます。
次に、歳入歳出についてご説明いたします。一般の40、41ページをお願いいたします。
まず、歳入についてでございますが、主な内容につきましてご説明いたします。12款 使用料及び手数料、1項 使用料、4目 農林水産業使用料、1節 溝渠使用料は農業用水路敷地の占用に係る使用料で、2節 漁港使用料は、漁港施設用地の占用に係る使用料でございます。5目、1節 商工使用料は天文科学館の入館料等でございます。
次に、一般の42、43ページをお開き願います。
下から2行目の3項 証紙収入、1目 証紙収入ですが、鳥獣飼育登録手数料、
水路境界明示等申請手数料でございます。
48、49ページをお開きください。
13款 国庫支出金、2項 国庫補助金、4目 農林水産業費国庫補助金、1節 水産業費補助金は、東南海・南海地震に備えた林崎漁港の防災・減災対策としての漁港施設機能強化工事に係る補助金でございます。5目 商工費国庫補助金、1節 商工業振興費補助金は住宅リフォーム助成について、環境やバリアフリーに配慮した工事へ市が助成した場合に、その50%を国から助成を受けるものでございます。
54、55ページをお開きください。
14款 県支出金、1項 県負担金、3目 農林水産業費県負担金でございますが、1節 農業費負担金は農業委員会の設置に対する県負担金でございます。
58、59ページをお開きください。
2項 県補助金、4目 農林水産業費県補助金、1節 農業費補助金ですが、主なものといたしましては、説明欄の2点目の
野菜指定産地整備事業費補助金は、県指定野菜であるネギやホウレンソウ及び直販所向けの野菜などを栽培するため、農協が実施するパイプハウスの導入に対する県補助金でございます。3点目の環境保全型農業補助金は化学肥料などを軽減するなど、環境保全型農業への県補助金でございます。
次のページをお開きください。
61ページの2行目でございますが、4点目のため池改修事業費補助金は、国の流域貯留浸透事業としまして、魚住町清水の第17号池の整備工事、農村地域防災減災事業として、魚住町の鴨谷池の整備工事、さらには二見町の東二見の皿池ほかの調査計画などに係る県補助金でございます。5点目の圃場整備事業費補助金は、魚住町清水の清水新田圃場整備事業の整備工事に係る県補助金でございます。6点目の多面的機能支払交付金は、国の多面的機能支払交付金制度に係る県補助金でございます。7点目の農業経営基盤強化資金利子補給補助金は、スーパーL資金への利子補給に係る県補助金でございます。8点目の経営所得安定対策直接支払推進事業補助金は、国の経営所得安定対策制度に係る県補助金でございます。9点目の機構集積支援事業補助金は、農地中間管理機構による担い手への農地集積、集約化等の関連業務が適切に実施できるよう、農業委員会が保有する農地台帳システムの維持補修に必要な経費を支援するための県補助金でございます。
2節 水産業費補助金は、沿岸漁業改善事業として、ノリ養殖生産基盤強化のための大型ノリ自動乾燥機及びノリ選別所、ノリ種網冷蔵庫導入に係る県補助金でございます。
62、63ページをお願いします。
3項 委託金、4目 農林水産業費委託金、1節 農業費委託金ですが、農業経営基盤強化措置特別会計事務取扱交付金は、国有農地の管理事務に対する県からの交付金でございます。鳥獣保護・被害対策県移譲事務交付金は、県からの権限移譲に基づく鳥獣保護、捕獲許可事務に係る県からの交付金でございます。
5目、1節 商工費委託金は、商工会議所が商工業者法定台帳を作成するに当たり、商工業者へ負担金を賦課することに係る市の許可事務に対する県からの交付金でございます。
68、69ページをお開きください。
16款 寄附金、1項 寄附金、4目 農林水産業費寄附金、1節 農業費寄附金は、大久保町大久保町の小谷下池の整備工事に係る財産区からの寄附金でございます。
72、73ページをお開きください。
18款 諸収入、3項 貸付金元利収入、1目、1節
企業融資資金貸付金元金収入は、中小企業融資に係る金融機関からの預託金の返還金でございます。7目、1節 都市開発資金貸付金元金収入は、明石地域振興開発株式会社が設立当初に市より借り入れた貸付金の償還金でございます。
次に、4項 雑入、2目 雑入でございます。一般の74、75ページをお開きください。
主なものでございますが、説明欄中、中段やや下にあります南二見会館利用料は、二見臨海工業団地内の南二見会館の会議室、駐車場等の使用料でございます。次の土地改良事業地元負担金は、ため池整備や農業用施設の維持補修工事に係る地元負担金でございます。次の地下水涵養協力金は東播用水事業の維持に係る負担金でございます。
76、77ページをお開きください。
19款 市債、1項 市債、4目 農林水産業債、1節 農業債でございますが、説明欄1点目の公共事業等債は土地改良事業及び清水新田圃場整備事業に係る市債でございます。2点目の農業用施設等整備事業債は、第17号池の整備工事に係る市債でございます。2節 水産業債は林崎漁港施設機能強化工事に係る市債でございます。5目 商工債、1節 商工債、天文科学館施設整備事業債は天文科学館の中央監視装置更新工事に係る市債でございます。
続きまして、歳出に移らせていただきます。一般の138、139ページをお開きください。
5款 農林水産業費、1項 農業費、1目 農業委員会費は、農業委員会の運営などに要する経費でございます。2目 農業総務費のうち、説明欄一番下の
農業共済事業特別会計繰出金は、国から農業共済事業の運営について交付税措置されますので、それに相当する額を一般会計から特別会計に繰り出すものでございます。
3目 農業振興費は農業振興に要する経費で、説明欄の1点目の農業一般振興事業は環境保全型農業の推進等に係る助成、地区農会との連絡等に要する経費でございます。2点目の水田農業振興対策事業は、国の経営所得安定事業の円滑な推進に係る補助や農会への事務委託などに要する経費でございます。3点目の野菜産地育成事業は、県指定野菜のネギやホウレンソウ等の野菜産地として農協が行うパイプハウスの導入補助や野菜生産の向上を図るための試験栽培等の経費でございます。4点目の地産地消推進事業は、キャベツやスイートコーン、苺などの農産物の植えつけ、収穫体験や県農林漁業債への参加など、地元農産物の消費拡大に要する経費でございます。
140、141ページをお開きください。
4目 農地費はため池、農道、水路など、農業用施設の整備及び維持管理に要する経費でございます。説明欄2点目の農業用施設維持管理事業のうち、工事費は水路、農道の改修に要する経費でございます。3点目の土地改良事業は、委託料として金ケ崎、長坂寺地区などの調査計画に要する経費でございます。工事費としましては、流域貯留浸透事業として魚住町清水の第17号池の整備工事、また農村地域防災減災事業として、魚住町の鴨谷池の消波工工事など単独事業として、大久保町の小谷下池の補修工事に要する経費でございます。ため池整備事業費負担金は農村地域防災減災対策事業として、県が事業主体の大久保町松陰地区、また、江井島地区のため池整備事業に係る負担金でございます。
5目 農業構造改善事業費は、農業経営の近代化に要する経費で、説明欄の1点目の
国営東播用水農業水利事業は、当該事業に対する負担金などの経費でございます。2点目の
清水新田地区圃場整備事業は、平成24年度から着手しております清水新田地区の圃場整備に係る工事費について、清水新田土地改良区への補助金でございます。
142、143ページをお開きください。
2項 水産業費、2目 水産業振興費は、水産業の振興に要する経費で、説明欄1点目、水産一般振興事業は、平成24年度から進めております明石産品ブランド化事業として、農水産物の消費拡大に係る経費、また、明石産水産物の調理教室の実施等、地産地消の推進と伝統的食文化の普及に係る経費でございます。2点目の栽培漁業推進事業はヒラメ、マダイ等の稚魚の放流や産卵用タコつぼの投入などに要する経費でございます。3点目ののり養殖緊急支援対策事業は、明石海峡船舶事故の影響を受けたノリ養殖業に対する融資利子補給等の補助でございます。4点目の世界ブランド化事業は、明石産品の知名度を世界に拡大するための経費でございます。
3目 漁港管理費は、漁港施設の維持管理及び整備に要する経費でありまして、林崎漁港施設の補修及び街路灯の維持管理や、漁港清掃に係る経費及び林崎漁港の防災減災対策としまして、漁港施設機能強化工事の詳細設計及び林崎漁港改修工事の予備調査などに要する経費及び県水産関係団体への負担金でございます。
4目 沿岸漁業構造改善事業費は、沿岸漁場整備、漁業経営構造改善事業等に要する経費で、主なものといたしましては説明欄1点目の水産多面的機能発揮対策補助金は浅場の機能の維持回復を図るための海底耕うんといった漁場環境保全活動を支援するための補助金でございます。
2点目の鹿之瀬漁場開発事業負担金は、明石市、淡路市及び鹿之瀬会で構成します鹿之瀬漁場開発協議会が実施する漁礁設置等による漁場造成事業に対する負担金でございます。3点目のノリ養殖業経営構造改善事業補助金は、大型ノリ自動乾燥機、ノリ選別場、ノリ種網冷蔵庫など、ノリ養殖生産基盤強化を図る施設導入に係る補助金でございます。
次に144、145ページをお開きください。
6款 商工費、1項 商工費、2目 商工業振興費は、中小企業融資など及び商工業振興対策に要する経費でありまして、説明欄1点目の商工業振興対策事業は、中小企業経営相談業務などの商工会議所への委託などに要する経費でございます。2点目の中小企業融資対策事業は、中小企業融資に係る金融機関への預託金等に要する経費でございます。3点目の南二見会館等管理運営事業は、同会館の管理運営に係る委託料等の経費でございます。4点目の産業交流センター管理運営事業は、屋上防水改修工事を初め、施設の管理運営や産業技術セミナーなどの事業を行う、明石市産業振興財団への指定管理に要する経費でございます。5点目の住宅リフォーム助成事業は、市民が所有し居住している住宅の改修等に伴う助成事業の実施に要する経費でございます。6点目の商店街活性化支援事業は、地域に根差した商店街づくりを進めるため、集客効果を持ったイベント事業や共同施設設置事業、例えばアーケードなんですけども、また街路灯、電気料金の負担等の取り組みなどに対しての支援に要する経費でございます。7点目のTMO支援事業は、明石地域振興開発株式会社の駐車場運営に対する補助金でございます。8点目の
地方卸売市場事業特別会計繰出金は卸売市場運営に係る繰出金でございます。9点目の労働者福祉事業は市内の勤労者の福祉の増進や雇用の安定を図る施策に要する経費で、労働団体への負担金などでございます。3目 勤労福祉会館費は、勤労福祉会館の管理・運営に要する指定管理料に係る経費などでございます。
146、147ページをお願いします。
中高年齢労働者福祉センター費は、中高年齢労働者福祉センター、サンライフ明石の管理運営に要する指定管理に係る経費でございます。5目 観光費は、各種観光事業の推進及び観光客の誘致宣伝に要する経費で、説明欄1点目の観光振興基盤整備事業は、観光案内看板等の各種施設の維持管理等に要する経費でございます。2点目の観光協会支援事業は、一般社団法人観光協会への運営補助、キャラクター活用管理の業務委託等に要する経費でございます。3点目のあかし市民広場管理運営事業は、あかし市民広場開館準備業務委託、指定管理料、事務消耗品の購入等に要する経費でございます。6目 天文科学館費は、館の運営・整備に要する経費で、説明欄2点目の天文科学館運営事業は、オリジナルグッズの制作・販売、館広報誌の発行、看板掲出によるPRなど、館の運営に要する経費でございます。3点目の
天文科学館施設維持管理事業は、中央監視装置更新等工事やプラネタリウムを初め、館施設設備に係る維持管理委託や修繕、敷地使用など、施設維持管理に要する経費でございます。4点目のプラネタリウム・展示事業は、プラネタリウム投影に係る番組制作や特別展及びサイエンスイベントの開催に要する経費でございます。
次に少し飛びまして、192、193ページをお開きください。
10款 公債費、1項 公債費、1目 元金でございますが、説明欄4点目の都市開発資金貸付金償還金は、明石地域振興開発株式会社の設立当初に市から明石地域振興開発株式会社への融資原資として、市が国より借り入れた都市開発資金貸付金の国への償還金でございます。
以上で、議案第37号、平成28年度明石市一般会計予算の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりましたが、質疑、採決は2日目の委員会に行いますのでご了承のほどお願いいたします。
続きまして、議案第43号、平成28年度明石市農業共済事業特別会計予算を議題に供します。
松田農業振興担当課長。
○松田農業振興担当課長 農業振興担当課長の松田でございます。
議案第43号、平成28年度明石市農業共済事業特別会計予算につきまして、ご説明を申し上げます。
議案書、農の1ページをお願いいたします。
第1条、歳入歳出の予算総額を歳入歳出それぞれ2,608万1,000円とするものでございます。詳細につきましては、事項別明細書で説明させていただきます。
農の8ページ、9ページ目をお開き願います。
歳入でございます。1款 事業収入、1項 農作物勘定収入でございますが、これは水稲共済事業に係ります収入でございます。事業の規模といたしましては、水稲の共済引き受け面積が350ヘクタールを見込んでおりまして、共済金額にしまして、2億2,908万円となっております。主なものでございますが、1目 農作物共済掛金は、水稲共済事業に対する農家の負担する掛金でございます。掛金率が下がりましたので予算額も減少しております。
2目 農作物保険金は、被害のあった場合に支払う水稲共済金のうち、県連合会の負担分でございます。3目 連合会特別交付金は、被害の少ない農家に掛金の一部を戻す無事戻金のうち、県連合会の負担分でございます。4目 基金繰入金は、水稲損害防止事業等に充てるため、農業共済基金を取り崩すものでございます。5目 農作物繰越金は、前年度からの繰越金でございます。
その下の交付金につきましては、共済掛金に対する国からの交付金でございます。先ほど申し上げました共済掛金の掛金率の変更とあわせまして、国、県、市の持ち分割合の変更も行われまして、国から交付されなくなっております。
次に2項 家畜勘定収入は、家畜共済事業に係る収入でございます。事業の規模としましては、乳牛の共済引き受け頭数が340頭。共済金額にしまして、9,351万円となっております。昨年に比べまして、牛の頭数がやや減少しております。1目 家畜共済掛金は、家畜共済事業に対する農家が負担する掛金でございます。2目の交付金は共済掛金に対する国の負担金として交付されるものでございまして、単位計上しております。3目 家畜保険金は乳牛の被害に対する保険金のうち、県連合会の負担分でございます。4目 診療補填金は、家畜の診療費に対する県連合会からの補填金となっております。1つ飛びまして、6目 家畜繰越金は前年度の繰越金でございます。
次に、3項 園芸施設勘定収入でございますが、これは園芸施設共済事業に係る収入でございます。事業の規模としましては、園芸施設の引き受け棟数57棟のガラスハウス、ビニールハウスでございます。共済金額にしましては、3,103万円となってございます。1目 園芸施設共済掛金につきましては園芸施設共済事業に対する農家が負担する掛金で、2目 園芸施設保険金は園芸施設の共済金のうち、県連合会の負担分でございます。3目 園芸施設特別交付金は被害の少ない農家に対する無事戻金のうち県連合会からの交付金、4目 基金繰入金は無事戻金に充てるため、農業共済基金から取り崩す繰入金でございます。
次に、農の10ページ、11ページをお開きください。
5目 園芸施設繰越金は前年度からの繰越金となっております。
続きまして、農の12ページ、13ページをお願いします。
2款 業務収入、1項 業務勘定収入でございますが、これは農作物、家畜、園芸の3つの共済事業の運営事務に係る収入でございます。1目 賦課金でございますが、農家に負担いただく事務費でございます。それぞれの共済の内訳は説明欄に記載のとおりでございます。1つ飛ばしまして、3目 損害防止事業負担金につきましては、水稲共済及び家畜共済に係る損害防止費に対する県連合会からの助成金でございます。1つ飛ばしまして5目 事業勘定繰入金は水稲の損害防止費に充てるため、農作物勘定からの繰入金となっております。6目 一般会計繰入金につきましては、県補助金の交付税化に伴います一般会計からの繰入金となっております。7目 諸収入は家畜共済事務機械入力業務に係る雑収入等でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出を説明申し上げます。
農の14ページ、15ページをお願いいたします。
1款 事業支出、1項 農作物勘定支出でございますが、これは水稲共済事業に係る事業費でございます。1目 農作物共済金は、水稲に被害があった農家に支払う共済金でございます。2目 水稲無事戻金につきましては、被害の少なかった農家に対して支払う無事戻し金でございます。3目 業務勘定繰出金につきましては、水稲損害防止費に充てるため業務勘定への繰出金でございます。4目 農作物保険料は、従来、国、県、市の掛金の持ち分が変更になったため、掛金の一部を県に納めるものでございます。5目 積立金は前年度からの繰越金を農業共済基金に積み立てるものでございます。
次に、2項 家畜勘定支出でございますが、これは家畜共済事業に係る事業費でございます。1目 家畜保険料は県連合会に支払う保険料、2目 家畜共済金は牛に被害のあった農家に支払う共済金でございます。3目 技術料は獣医の診療に係る技術料として県連合会に納めるものでございます。4目 積立金は前年度繰越金を基金に積み立てる額となってございます。
農の16ページ、17ページをお願いいたします。
3項 園芸施設勘定支出でございます。これは園芸施設共済事業に係る事業費でございます。1目 園芸施設保険料でございますが、県連合会に納めます保険料でございます。2目 園芸施設共済金は被害のあった園芸施設に対して支払う共済金でございます。3目 園芸施設無事戻金は、被害の少ない農家に支払う無事戻金。4目 積立金は農業共済基金への積立金でございます。
次に、農の18、19ページをお願いします。
2款 業務支出、1項 業務勘定支出でございますが、これは農作物、家畜、及び園芸の3つの共済事業の運営に係る事務費でございます。1目 一般管理費は農業共済事業の運営に係る経費でございます。2目 損害評価費は、水稲、家畜、園芸施設の損害評価に要する経費でございまして、主なものとしましては損害評価委員及び農業共済協力委員の報酬などでございます。3目 損害防止費は家畜の病気などを未然に防ぐため、連合会に家畜の健康診断予防衛生措置を委託するものと、水稲の損害防止事業として、防除費の一部を農家に補助するものでございます。
次に、農の20ページ、21ページをお願いします。
4目 支払事務費賦課金は共済事業に係る県連合会の事務費として支払うものでございます。
以上で、議案第43号、平成28年度明石市農業共済事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。この件につきましても質疑、採決は2日目の委員会で行います。
続いて、議案第44号、平成28年度明石市
地方卸売市場事業特別会計予算を議題に供します。
上田産業振興部次長(農商工連携担当)兼卸売市場担当課長。
○上田産業振興部次長(農商工連携担当)兼卸売市場担当課長 産業振興部次長兼卸売市場担当課長の上田でございます。
議案第44号、平成28年度明石市
地方卸売市場事業特別会計予算についてご説明いたします。
卸売市場につきましては、平成27年4月より指定管理者制度による運営に移行しておりまして、その制度につきましては利用料金制で指定管理者が行っておりますが、これに伴わない分につきまして、歳入歳出として特別会計として計上しております。
それでは、卸1ページをお願いいたします。
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,474万円でございます。
以下、事項別明細書でご説明申し上げます。
卸10ページ、11ページをお開き願います。
歳入についてご説明申し上げます。
1款 使用料及び手数料、1項 手数用、1目 市場手数料でございますが、これはせり人章及び仲卸章の交付手数料でございます。
卸12ページ、13ページをお願いいたします。
2款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入につきましては、冷蔵庫会社への冷蔵庫用地の貸し付け料でございます。
卸14ページ、15ページをお願いいたします。
3項 繰入金、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金でございますが、総務省通達の基準に基づき、一般会計からの繰入金でございます。
卸16ページ、17ページをお願いいたします。
4款 諸収入、1項 雑入、1目 雑入でございますが、主なものとしまして卸売市場整備に係る費用の起債償還金に関しまして指定管理者の一部負担金を公債費負担金として計上しております。
卸18ページ、19ページをお願いいたします。
5款 市債、1項 市債、1目 市場事業債でございますが、消防設備改修工事費に係る市債でございます。
卸20ページ、21ページをお願いいたします。
歳出でございます。1款 市場事業費、1項 市場事業費、1目 市場管理費でございますが、主なものをご説明いたします。
右ページ説明欄でございます。
歳出には2つの事業がございます。一般管理事務事業でございますが、指定管理者の指導監督、許認可などの業務に係る経費でございます。市場施設維持管理事業でございますが、卸売市場が適正かつ安全に機能するため、市場施設の維持管理に係る経費でございます。主なものといたしましては、指定管理者への指定管理料、消防設備改修工事費などでございます。
卸22ページ、23ページをお願いいたします。
2款 公債費、1項 公債費、1目 元金と2目の利子については、説明記載欄のとおり、長期債元金償還金並びに長期債利子でございます。
卸24ページ、25ページをお願いいたします。
3款 予備費、1項 予備費、1目 予備費は単位でございまして、前年と同額でございます。
以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
この議案につきましても、質疑、採決は2日目の委員会で行います。よろしくご協力をお願いいたします。
それでは、これより報告事項に移ります。
報告事項は6件ございまして、アから順に行きたいと思います。
ア、みんなでつくる循環型のまち・あかしプラン(明石市一般廃棄物処理基本計画)の見直しについて。
後藤環境総務課長。
○後藤環境総務課長 環境総務課長の後藤でございます。
アのみんなでつくる循環型のまち・あかしプランの見直しについて資料に基づきご説明を差し上げます。
1の概要でございますが、本市では循環型社会の構築を図るための計画といたしまして、平成24年3月にみんなでつくる循環型のまち・あかしプランを策定し、一般廃棄物の排出抑制から最終処分に至るまでの各推進項目を計画的に実施してまいりました。同計画はおおむね5年ごとに見直すこととしていることから、循環型社会の構築を一層推進するために見直しを行うものでございます。
2の基本計画の新規推進項目でございますが、前の計画の推進項目を審議しまして、新規推進項目としまして3項目を決定いたしました。まず、(1)の食品ロス削減の促進についてでございますが、消費期限切れや食べ残し食品などの食品ロスに対する認識を高めるため「もったいない」を意識した行動を推進し、家庭等において発生している食品ロスの削減を目指すものでございます。
次に、(2)の資源ごみ等の持ち去りへの対策の検討についてでございますが、近年、資源ごみ等を持ち去る行為が問題となっており、ごみの減量・分別意識の低下の防止やごみステーションの清潔保持及び適正排出を目指すため、資源ごみ等の持ち去り防止への啓発の推進や対策の検討を行おうとするものでございます。最後に(3)の焼却灰の資源化の推進についてでございますが、明石クリーンセンター最終処分場の延命化と廃棄物のリサイクル向上を図りますため、ごみ焼却灰の新たな処理方法といたしまして、焼却灰の資源化を推進しようとするものでございます。
3のスケジュールでございますが、この計画は明石市環境審議会に諮問を行い、同審議会の資源循環推進部会におきまして5回の部会を行い、素案を明石市環境審議会に報告しました。現在は、市民意見交換会を実施中でございまして、パブリックコメントについても募集しているところでございます。なお、市民とともに考える会は5回のうち4回を実施いたしまして、74人の参加者をいただいております。
4のその他でございますが、基本計画(素案)のパブリックコメントの募集は、3月15日まで行いまして、行政情報センター、3市民センターにおきまして、この基本計画(素案)の冊子を閲覧することができます。また、素案は明石市ホームページにも掲載しております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この件に関しまして、質問等ございましたらお受けしたいと思いますが。
松井委員。
○松井委員 食品ロスの削減、すごくいいことだと思います。
私、何年か前にこれ質問しようと思ったら、全然行政側の理解がなくて、それ質問しないでくださいと言われたことがあったんですね。私、そんなにおかしいことを言ってるのかなと言ったんですけれども、国を挙げてそういう流れになってきてすばらしいことだと思います。
市民の啓発をしていただく中で、余計なものを買ったら捨てるということで、その辺のことが家庭の負担にもなるんですけれども、やっぱりごみとして出したときにはごみ処理の負担がふえるということですね。
市民の皆さんにも徹底していただいて、それは焼却処理にお金もかかる、CO2の増加もなるというふうなところをまたしっかりと行政側として訴えていただいたらなと思います。
○尾仲委員長 よろしいですか。
後藤環境総務課長。
○後藤環境総務課長 環境総務課長でございます。
ご指摘のとおり、最近食品ロスについては非常に注目されているところでございます。委員のご意見を参考にしまして、十分な周知啓発を図りながら、どういうんですか、食べ残しなどの削減には努めてまいりたいと考えております。
○尾仲委員長 他にございませんか。
北川委員。
○北川委員 この基本計画の真ん中の資源ごみ等の持ち去りの対策、今後じっくり考えられると思うんですけれども、今現在、何か対策というのはされておったんですか。
○尾仲委員長 古谷資源循環課長。
○古谷資源循環課長 資源循環課長でございます。
計画の部会のほうで担当をさせていただいてましたので私のほうで説明させていただきます。
全てじゃないんですけども、持ち去りについては朝6時から10時までの間のパトロールというのを職員のほうでやらせていただいております。ただ、やっぱりパトロールと言いましても明石市内広うございますので、なかなか捕まえることはできませんし、啓発的なことではやらせていただいております。
あと、マンション等にも出向いていきまして、マンション等では管理地域がありますので、その場でプレートをかけていただくとか、持ち去りをやめてくださいというような啓発を行ってもらえるようなお話等はさせていただいております。
以上でございます。
○尾仲委員長 北川委員。
○北川委員 努力で頑張っていただきたいですね。なかなか、やはりこれはイタチごっこで、解消することは難しいとは思うんですが、例えばなんですけども、地域の方というのはやっぱり出したときに周りをよく見てると思うんです。目撃情報で怪しいなとか、何か出したはずのものがなくなっているなとか、市の方がとりに来てくださったり、業者さんに委託されてる分以外で、その辺の情報なんかも集めることも大事だと思うんです。現状の分析ですね。それでまた検討していただくに当たっても、題材として、例えばテーマの中でそれを抑制する方法も行政のほうでもある程度検討してると思うんですよ。例えば、犯人の立場で、これ盗み、泥棒ですからね、犯罪ですわね。本来でしたら財産になるものを盗んだ方が別のところで換金するわけですから、だから、そのことを考えましたら、公平に不正をなくすために抑止力が必要だと思うんです。
防犯カメラ、普通カメラといったらごみステーションのところやったら電気関係がなかったら撮れませんでしょう。私らでも、町内会でも5、6台つけてましても普通の家から道に照らしたりとか、子どもさんのためとかでやってるんですけども、例えば先日テレビでやっておった防犯カメラは、これぐらいのパネルが3枚ぐらいとしましたら、板状にソーラーパネルがついてまして、カメラの部分とディスクがついてるんです。電源要らんのですね。どこでもいいから、そこら辺ぽんと太陽の当たるところにかざしておいたら、それが、テレビの話ですよ、販売されると思うんですけれども、大体3日間持つそうですわ。晴れた日にこうしておったら、1日だけじゃなしに。そんなんがもしかあったとして犯行に及んだ者がおったとしますよね、そんならばっちりその様子も撮れて、今、本当、子どもさんの誘拐でも、犯罪が起こったときの手がかりになるのに、あのカメラが有効になってますでしょ。だから、こういう小さいことかもしれませんけども、世の中をよくする意味で、お金のかからない方法で、工夫で、例えば、今、課長さん、パトロールも大変やと思いますよ。はっきり言って大変やと思います。それで犯人が捕まるかといったら、なかなか捕まらへんと思います。向こうのほうがやっぱり一枚上手ですから、でも、それはそれで意味があるんですよ。市がパトロールしていると思ったら、犯行に及んでる人間もやっぱりちょっと手を出せなくなったりするかもしれません。それは立派なことなんですけれども、やはりそういう工夫も内部でしていただいて、この検討する方々というのも題材の中にどんどん持っていくと。よかったらそういう販売する業者さんに直接市から聞いてみて、例えば提携して、そういうのをこちらでもやりたいと思うんですけれども、例えばコストですわね。莫大なものを抱えるのはちょっと問題ですけども、そのかわり双方にもええことあるかもしれませんよ。課長さんもテレビ出たらいいんですよ。これでうちは取り締まって、実際こういうのがありましたと言って。そのぐらい頑張っていただきたいんです。
副市長さん、いかがですか。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 副市長の和田でございます。
委員、いろいろご提案をいただいております。また、近隣でも先進都市がありますので、その辺の情報も入れまして、これからどういう対応が効果的なのか考えてまいりたいと思います。
○尾仲委員長 よろしいですか。
他にございませんか。
それでは、アは終わりましてイに移ります。
「市内主要駅周辺の喫煙防止対策」の拡充について。
後藤環境総務課長。
○後藤環境総務課長 環境総務課長の後藤でございます。
イの「市内主要駅周辺の喫煙防止対策」の拡充について、資料に基づきご説明を差し上げます。
1の概要でございますが、平成25年12月から明石駅前周辺で、喫煙を防止する区域を設けまして、たばこを吸われる方、吸われない方もお互いが気持ちよく過ごせる安全で快適な駅前環境の創出を目指しまして、喫煙防止・マナーアップ運動を開始し、本年の1月から西明石駅周辺でも取り組んでいるところでございます。平成28年度につきましても、市内主要駅において、この運動の拡充に取り組んでまいります。
2の予算でございますが、550万円でございまして、これは明石駅などの既存施設の管理運営費や、拡充箇所の喫煙所の設置費用、区域表示や清掃などの費用でございます。
3の喫煙所の設置でございますが、明石駅、西明石駅に次いで乗降客の多い大久保駅におきまして、喫煙状況の調査・検証を行いながら1から2カ所の喫煙所を設置いたしまして、この運動を拡充していく予定でございます。喫煙所につきましては、下の写真にあります明石駅や西明石駅と同じようなものを考えております。
4のその他、啓発やキャンペーンでございますが、区域内各所での喫煙所の案内や周辺地域へのPR、キャンペーンの実施に加えまして、特に子どもにとって危険な歩きたばこへの声かけを重点的に行ってまいります。また、この取り組みは引き続き、記載の4部の協働で実施してまいります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
これに関して質問、ご意見ございませんか。
大西委員。
○大西委員 質問じゃなくて、毎回こんなやつ触れさせてもらってるんですけど、私、自分が吸う立場なんで言うこともあるんですけども、やっぱり実際子どもたちに対しても、自分は歩きたばこは基本しないようには意識はしてるんですけど、やっぱり危ないなという光景よく見ますんで、費用もかかることなんで大変だと思うんですけれども、ぜひともこれ前回12月議会でもお話し申し上げましたけども、市内主要駅とか乗降客の多い、今回ですと大久保になるんですけれども、だんだん西に来ておりますので、また魚住地区とか二見地区とか、前回はちょっとオーバーに市内の全駅にまで言いましたけれども、何をもとに主要駅というのかわかりませんけれども、たばこを吸う人間というのはやっぱり吸いたくなる。そこで本人の道徳性が問われるところなんですけれども、実際あれば、そこへ行って吸えるというか、吸うと思いますので、費用対効果の面がありますので、軽々に全てに置けというようなニュアンスのことも前回発言したかとは思うんですけれども、できるだけ、この辺の4部でも取り組んでいるということでございますので、できたら将来的に全てとは言いませんけども、できるだけ多くの駅近辺には置いていただけたらなと思いますという意見ですけど、何かあったらお答えいただいてもいいですが。
○尾仲委員長 後藤環境総務課長。
○後藤環境総務課長 環境総務課長でございます。
他駅の拡充につきましては、今、明石、西明石駅やっております。大久保駅もやりながら、その効果なども十分検証して、その実効性も鑑みながら、委員のご意見も参考にしながら、また考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 他にございませんか。
なければ次に移ります。
ウ、「地域住民生活等緊急支援のための交付金」に係る事業の実施結果について議題に供します。
説明を求めます。
和歌地域経済活性化担当課長。
○和歌地域経済活性化担当課長 地域経済活性化担当課長の和歌でございます。
「地域住民生活等緊急支援のための交付金」に係る事業の実施結果につきまして、ご説明いたします。
国の緊急経済対策に伴う地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用しまして、プレミアム付商品券発行事業等を実施いたしました。
1のプレミアム付商品券発行事業(地域消費喚起・生活支援型)でございますが、市内における消費喚起や生活支援を図ることを目的に、市内の店舗で利用できるプレミアム付商品券を発行いたしました。商品券につきましては、明石市プレミアム付商品券20、それと商店街専用の明石市プレミアム付商品券50の2種類を発行し、いずれの商品券も1冊6,000円分といたしました。事業費につきましては、3億5,000万円でございます。
まず、商品券20につきましては、発行冊数は合計15万8,732冊で、内訳としましては、郵便局や公共施設において1冊6,000円分の商品券を5,000円で、13万8,990冊を販売するとともに、多子世帯や要介護高齢者などの対象者に1万9,742冊を給付いたしました。販売方法は先着順で、9月1日から郵便局で、9月5日、6日に市役所など公共施設で販売いたしました。有効期限は12月末までとし、取扱店舗数は1,008店舗となりました。発行総額は9億5,239万2,000円で、換金率は99.5%となっております。
次に、右側の商品券50につきましては、10カ所の商店街等から参加があり、1冊6,000円分の商品券を4,000円で販売いたしました。発行冊数は5,605冊を発行し、販売方法は、はがき申し込みによる抽せんを行い、11月15日から順次、アスピア明石などの商店街等で販売いたしました。有効期限は12月末までとし、取扱店舗数は276店舗となりました。発行総額は3,363万円で、換金率は98.5%となっています。
経済効果につきましては、新規の消費誘発効果額は約1億9,800万円、新規の経済波及効果額は3億4,400万円となっています。新規の消費誘発効果額につきましては、例えば日ごろ100グラム500円の肉を購入されている方が商品券を利用して、100グラム600円の肉を購入した場合、差額の100円が新たに呼び起こされた消費額となります。
また、新規の経済波及効果額につきましては、例えば飲食店で商品券を利用して食事をされた場合、その食材を仕入れるための費用や飲食店で働いておられる方の人件費などが発生します。このようにほかの経済活動も誘発していくことによって総合的に経済効果が発生していくものでございます。
資料の裏面をお願いいたします。
次に、2のその他事業(地方創生先行型)でございますが、まち・ひと・しごと創生に向けた本市の実情に応じた取り組みを進めるため、産業振興部では6つの事業を実施いたしました。(1)の空き店舗活用補助事業と(2)の創業支援助成事業につきましては、市内商工業等の魅力の向上や活性化を図ることを目的に、空き店舗活用への補助や新規創業への助成を実施いたしました。
(3)の明石半夏生たこまつりに係る事業につきましては、半夏生の日などに市内で実施されるイベントなどの情報を集約し配信するとともに、より広報効果を上げることができるように、半夏生のPRイベントにさかなクンを活用した情報発信を行いました。
(4)の明石焼を活用した明石の魅力発信事業につきましては、さらなる観光客誘致を推進するため、B-1グランプリ等のイベントを利用した観光PRなどを実施し、明石の魅力を広く発信いたしました。
(5)の観光パンフレットのリニューアル事業につきましては、効果的かつ効率的な観光PRを行うため、複数の観光パンフレットを集約し、食や海峡などを切り口とした観光客向けと旅行会社向けの2種類の総合的なパンフレットを作成いたしました。
(6)の時の記念日関連事業運営補助事業につきましては、観光客の誘致を図り、まちのにぎわいを創出するため、時や若者の交流をテーマに年間を通した時のウィーク2015などのイベントを開催し、時のまち明石のPRを実施いたしました。
なお、各事業の内容などにつきましては記載のとおりでございます。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
これより質問をお受けしたいと思いますがございませんか。
松井委員。
○松井委員 商店街のほうのプレミアム率50%の差額2,000円分が、これいろいろ私たち委員会でも議論しましたけれども、この負担額は商店街が幾ら持たれたかということと、それから市民の皆さんが両方、20%と50%のほうのどういうご意見があったか聞かせてください。簡単で結構ですから。
○尾仲委員長 和歌地域経済活性化担当課長。
○和歌地域経済活性化担当課長 地域経済活性化担当課長の和歌でございます。
まず、商品券50の商店街におけますプレミアム分の負担額につきましては、1冊当たりプレミアム分は2,000円ですが、商店街には1冊当たり780円のご負担をしていただきました。
それから、商品券20の利用者アンケートをとっておりまして、その中ではいつもの買い物で多目に買えたとか、少しぜいたくな物を買った。お買い得感が大きいとか、市内郵便局31カ所での販売はありがたい。先着順の販売方法で整理券を販売したのはよかったとか、また、先着順販売は長時間並ぶなど大変なので事前申し込み制による販売にしてほしいといった、そういったご意見がございました。
それから、商品券50のほうの利用者アンケートもとっておりまして、そちらにつきましてはふだんは利用しない商店街に行ったが今後も利用したい。今まで知らなかった店舗に行くきっかけになった。いつもよりぜいたくなものを買えた。それからはがき申し込みによる抽せんがよいとか。で、またその反面、利用期間がちょっと短い。あと、取扱店舗数が少ないなどのご意見をいただいております。
以上でございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 よかったと思います。国のほうが頑張ってくださって、皆さんは大変だったと思いますけれどもご苦労さまでした。
裏面のほうで1件聞きます。
商工労政課の空き店舗活用補助事業216万5,000円と次の下、創業支援助成事業、これはどういった方がとられたんでしょうか。応募はどれぐらいあったのか聞きます。
○尾仲委員長 和歌地域経済活性化担当課長。
○和歌地域経済活性化担当課長 地域経済活性化担当課長でございます。
空き店舗と創業支援の分につきましては、それぞれ1件ずつ交付決定させていただいてるんですけれども、これ同じ方というか両方とも申請できまして、銀座商店街の今、東側のところで空き店舗がございまして、来週9日水曜日にオープンするんですが、スペイン料理店が開業いたします。その方が申請されました。それから空き店舗の活用補助につきましては申請件数は4件、それから創業支援の助成につきましては申請は1件でございました。
以上でございます。
○尾仲委員長 よろしいですか。
他にございませんか。
ないようですので、この件は終了とさせていただきます。
続いて、エの
一般社団法人明石観光協会の組織体制強化について説明を求めます。
樫原観光振興課長。
○樫原観光振興課長 観光振興課長の樫原でございます。
さらなる観光客の誘致と利便性向上、観光業務の効率化などを目的に平成28年4月から
一般社団法人明石観光協会の組織体制を強化いたしますので、お手元に配付させていただいた資料に沿って説明させていただきます。
1の経緯でございますが、明石観光協会は、平成26年9月に任意団体から一般社団法人へ移行しました。平成28年4月からは、今後の事業展開に向けて組織体制の一層の強化を図り、明石の観光に関する総合窓口機関を目指して各種収益事業の展開や観光情報の収集力・発信力を強化するほか、観光協会会員サービスを充実させ、新規会員の獲得に取り組むなど、観光協会をバージョンアップさせてまいります。また、平成28年12月にオープンを予定している市民広場との連携を図ることで、明石へ来られた観光客へのサービス向上と観光業務の効率化も目指してまいります。
2の組織体制等でございますが、1点目は明石観光協会の職員は総勢22名を予定しております。明石市から職員4名を派遣するなど、現在のスタッフ5名から大幅に増員いたします。2点目は、リニューアル前まで業者委託していた明石観光案内所の運営を2月14日のリニューアルオープンより直営化し、常時2名の明石観光協会職員を配置いたしております。3点目は、平成28年12月オープン予定の明石駅南再開発ビル2階のあかし市民広場の指定管理業務を受託する予定です。
3の明石観光協会関連施設、それぞれの主な実施業務でございますが、1点目は勤労福祉会館内にございます観光協会事務所における主な実施業務です。ホームページ管理運営、Facebook、twitter、新聞・雑誌等を活用した各種情報提供業務。店頭販売、インターネット通販、新商品の開発、物販用商品の発注・保管等を行う物販業務。旅程の提案、宿泊先の提案、観光バス駐車場・乗降場案内等を行う旅行・観光案内相談業務。観光バス駐車場、せり市見学、明石城櫓内部見学等の申し込み受け付けを行う各種申込受付業務。旅行会社営業訪問、旅行本編集部掲載依頼等を行う営業活動業務。ハイキング主催、ご当地キャラクターイベント出展、B-1グランプリ支援等を行うイベント業務。予算・決算、会員サービス、理事会・総会、ボランティアガイド、収益事業実施等を行う総務業務などにつきまして、積極的に取り組んでまいります。
2点目は明石駅構内ピオレ明石西館内に2月14日にリニューアルオープンした観光案内所における主な実施業務です。限られたスペースを有効活用し、観光案内・相談・各種情報提供業務、物販業務なども行っておりますが、今後より一層お客様を大切にしたおもてなしに取り組んでまいりたいと考えております。
最後に12月オープン予定の明石駅前再開発ビル2階のあかし市民広場における主な実施業務です。指定管理者としてあかし市民広場に事務所をおきまして、指定イベント・貸館・自主事業・情報発信等運営業務や施設・附属設備等維持管理業務を行う予定です。
以上、
一般社団法人明石観光協会の組織体制強化についての報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
これより質問、意見をお受けしたいと思いますがございませんか。よろしいですか。
それでは、次に移ります。
オのため池協議会の活動について、西海産業振興部次長、説明を求めます。
西海産業振興部次長(整備担当)兼農水産課長。
○西海産業振興部次長(整備担当)兼農水産課長 整備担当次長兼農水産課長の西海でございます。
お手元の委員会資料によりまして、平成27年度の明石市ため池協議会の活動についてご報告いたします。
現在、市内には104カ所のため池と、ため池協議会が22団体あります。ため池の保全活動や環境教育、文化・レクリエーションなど、市民生活にかかわりのある幅広い活動を行っております。
1の豊かな海を再生するための活動についてでございますが、明石はタイやタコを初めとする「さかなのまち」でございますが、中でも明石ノリの養殖は本市の基幹的な水産業となっております。そこで、ため池協議会と市漁業組合連合会が協働しまして窒素・リンなどのため池の栄養分のある水を海へ一斉放流し、豊かな海をつくる活動を平成22年度から実施しています。平成27年度は35カ所のため池におきまして一斉放流を実施しております。
また、写真は平成28年1月23日に東二見の新池におきまして、東二見ため池協議会と市漁業組合連合会とが人力やポンプを使いまして、協働によりため池の栄養分を海へ放流する活動状況の写真でございます。
(2)の放流水の水質でございますが、今回の放流時に水質調査を実施しております。表のような結果となっておりまして、ポンプや人力によりため池の池の底を攪拌しながら放流したほうが窒素、リンなどの栄養分をより効果的に海へ放流できることがわかりました。
裏面の(3)ですが、ため池一斉放流のアンケート調査を実施しております。1月に市内のため池を管理している33の水利組合に対しまして、一斉放流についてのアンケート調査を実施しました。その中から、26の水利組合から次のような回答を得ております。
①ですが、一斉放流についてはため池の水位が低下することにより、ため池施設の点検ができることや、アオコなどの発生防止など、水質の改善につながること及びノリ養殖の色落ち防止の効果があることなど、その効果・効用について一定の理解が得られております。②ですが、きれいな海から豊かな海へとするために、漁業組合と協働する里・海協働活動について一定の理解が得られている結果が出ております。③ですが、一斉放流については市と協働して実施したいという意見が多かったことなどでございます。
2のその他の活動ですが、ため池クリーンキャンペーンにつきましては、平成27年度は合計24回のため池クリーンキャンペーンを実施しておりまして、延べ2,100人以上のご参加を得て、ため池の保全活動を行っております。(2)ですが、オニバス観察会やレンコン堀などはクリーンキャンペーン以外にもやっておりまして、西島ため池協議会におきましては、貴重な植物であるオニバスの観察会や市民参加によるレンコン堀大会、あるいは環境学習会、レクリエーション活動などを実施しております。また、釜谷池ため池協議会では小学生によるかいぼり体験や江井ヶ島ため池協議会におきましてはバードウオッチングなどの自然学習会なども開催しております。
3の今後の取り組みでございますが、農業者の高齢化や減少によりため池管理者が独自でため池を管理していくことがさらに困難になっていくことが予想されます。兵庫県のため池の保全等に関する条例の趣旨に従いまして、明石の地域特性を生かして、ため池のクリーンキャンペーンなどの協議会活動を地域住民や企業、学生、漁業組合連合などと協働して実施してまいります。また、市内のため池管理者を集めてため池管理講習会を開催することや、いなみ野ため池ミュージアム運営協議会と連携しながら、市内のため池協議会活動を支援することで、ため池の適切な管理を図り、ため池の持つ多面的な機能を生かしながら地域の大切な財産として、ため池を次世代に継承していく取り組みを進めてまいります。
以上ですが、報告を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりましたが、各委員からの質問、意見等ございましたら、どうぞ。
大西委員。
○大西委員 ただいま次長のほうから報告をいただきましたんですけど、いいことが大変多いなというのが率直な意見でございます。里・海協働活動ですか。全然ふだん置かれている環境と違う市民同士の触れ合いというのはすばらしいし、自然環境を保持するということにも寄与されている。そしてまた、なぜこれを言うかというと、もうご承知だと思いますが、私の周りはもう海の人間ばかりですので、いわゆる漁師さんが多いんですけれども、楽しいねと言われるんです。楽しいねというのは、自分たちは海の世界というか、浜の世界というか、そういう感覚でいたけど、今度はお百姓さんとか、何というか、里の方のご意見とかいう、全然感覚が違うけれども、目からうろこじゃないですけどもそういうことも発見できると。今、やってる事業そのものもすごくいいんですけれども、何か人間の幅が広がるようなことになって、オーバーな言い方をするとすごい、いいなということで何か、確かに休みの日に朝早くから出ていってやるのは大変なんだけども、行くのは楽しみだと、そこまで言う方もいらっしゃいます。私なんかは浜ですので、ノリのできが悪いというような話をよく聞くんですけど、この取り組みをやることによって、本当に影響があってよくなってるのかというのは本当にはっきり証明できる部分はないのかもわかんないんですけども、やはり明石のそのノリのためにということで漁師さんたちも頑張って、そしてそれに対して水利組合さん、お百姓さんも協力してくれる。そして、また人間関係も豊かになってくる、あるいはその明石の宝であるため池もいろんな形で有効に活用されてるということで、本当に個人的ですけどもすばらしい取り組みだなと思っております。そのたびに役所の担当の方も毎回出ておられるしんどさはあるとは思うんですけれども、半永久的にこういうふうな明石のいろいろな自然の摂理の流れの中でできる、こういう事業をどんどん続けていっていただけたらなと思っております。
感想というか意見として申し上げておきます。
○尾仲委員長 他にございませんか。
それじゃあ、この件につきましては終わりまして次に移ります。
カ、市立天文科学館の正月特別開館の実施結果について報告を求めます。
長尾天文科学館長。
○長尾天文科学館長 天文科学館長の長尾でございます。
天文科学館の報告事項カ、市立天文科学館の正月特別開館の実施結果について、資料に基づき説明させていただきます。
まず、1の目的でございますが、初詣の前後に気軽に立ち寄ることができ、また、正月期間しか帰省できない方にもご来館いただけるよう、正月特別開館を実施いたしました。
次に、2の実施時期及び開館時間ですが、1月1日から3日までの3日間を午前11時から午後3時までの4時間開館いたしました。
次に、3の正月特別イベントでございますが、プラネタリウム投影はお年玉プラネタリウムと題しまして、お正月の夜の星空を紹介する内容で30分間、12時、13時、14時の3回投影いたしました。また、特別展は2016年全国カレンダー展を実施しました。さらに入館者全員にお年玉としてオリジナル小判シールと初夢証明書をプレゼントしたり、天文科学館のオリジナルグッズを詰め合わせた福袋を販売いたしました。
続いて4の入館料でございますが、通常大人700円のところを期間中はワンコイン500円としました。なお、高校生以下は無料でございます。
次に、5の入館者数及び使用料収入等についてでございますが、入館者数の合計は1,457人でした。1日平均では486人で、この3年間で最も多い人数となっています。また、使用料収入も合計42万4,500円でした。1日平均では、14万1,500円で、やはりこの3年間で最も多い額となっております。グッズの売り上げも記載のとおり、合計額、1日平均額とも過去3年間で最高となっております。これら結果が向上した理由としましては、表の下に記載していますように、暖冬による往来者数の増加、正門前での呼び込み、正月開館の定着化など、幾つかの要因が考えられると思います。
裏面をお願いいたします。
6の従事者数は、1月1日は19人、2日と3日は各18人のスタッフで開館いたしました。7の収支状況でございますが、収入では、使用料収入とグッズの売り上げで50万2,996円。支出では警備、受付、清掃の各委託料、小判シールの製作費、市職員の時間外手当で約84万円。差し引き33万7,000円のマイナスとなっております。
8の入館者アンケートの結果では、元旦からプラネタリウムが見られてすてきな2016年になりそうですなど、おおむね好評でございました。
9の今後の正月開館ですが、ことしの正月開館は入館者数がふえるなど一定の成果を得ることができましたので、来年以降も当面の間、正月開館を実施いたします。ただし、来年については当初予算でも計上させていただいておりますが、1月から中央監視装置などの更新工事のために休館する予定でございますので、詳細な工期が決定した後の9月の本委員会において、正月開館について改めて報告させていただこうと考えております。
この工事の概要については、参考までに10の中央監視装置ほか更新工事として記載しております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりましたが、各委員よりの質問、ご意見等ございましたらどうぞ。
大西委員。
○大西委員 館長よかったですね。12月議会で私のほうから少し厳しい意見を申し上げさせてもらったんですけど、そのときも申しましたけど、やはり自治体でございますので費用対効果とか、どんどんどんどんマイナスがふえていくのはよくないという考え方もありますけれども、市長の肝いりもありますし、やはり市民のためにということでやられているということで、いいときも悪いときも私がこういうのはやっぱりきちっと報告していただきたいというのがあったかと思います。今回、収支だけを見ますとマイナス34万円弱なんですが、せんだってちょっと調べさせてもらったら、スタートの年がマイナス50万円、26年がマイナス65万円ということで、それから見るとマイナスが半減してるんですけども、その数字だけで言うんじゃなくて、やはりこの事業の中身そのものをやはり評価、私は個人的にしてるものですから、本当に正月の三が日、寒い中、それも皆さん職員さんもご家庭ある中、副市長も行かれたというふうにお聞きしてるんですけれども、大変頑張っていただいてよかったなと思ってます。我々こういうところでばっかり物を言うだけでなかなか現地によう行ってないのに申しわけなかったんですけれども、今後もこの事業を進めていかれるということでございましたので、無理のないように、そして費用対効果、なかなかこれがプラスに転じるというのは難しいのが現実だとは思うんですけれども、今回は呼び込みもいろいろされ、そして気候にも影響されます。相手のいることなんで、お商売って大体そうなんですけども、これはマイナスだからだめとか、プラスだからよいということだけで終わらない話だと思いますけれども、今後とも来年以降も頑張っていただきたいなと思っております。
意見として申し上げておきます。
○尾仲委員長 他にございませんか。
穐原副委員長。
○穐原副委員長 私も先ほどの大西委員と同じような意見なんですが、副市長もいらっしゃいますので、この明石の天文科学館、これも明石の宝であると誰もが思っております。そして年々、入館者もふえているようなんですが、まだまだ知らない方もいらっしゃると思うんです。今回その収支でマイナスということなんですが、これは提案です。できましたら、正月の三が日無料開放して、もっと多くの方に来ていただくというのも明石の魅力の1つになると思いますので、副市長、出席しておりますので、一度じっくりと検討していただきたい、このように思います。
以上です。
○尾仲委員長 よろしいですか。
他にございませんか。
それでは、報告6件を聞いたということをご確認いただきたいと思います。
それでは、その他は2回目の委員会にお願いしたいと思います。
それでは、理事者入れかえのため暫時休憩します。
昼食もとらなくちゃいけませんので、それでは再開を午後1時といたします。
よろしくお願いいたします。
午後0時05分 休憩
――――――――――――
午後0時59分 再開
○尾仲委員長 それでは、生活文化常任委員会を再開いたします。
ちょっと1分ほど早いですが、始めさせていただきます。
本日は議案第35号、
地方独立行政法人明石市立市民病院第2期中期計画認可のことについて、質疑させていただく関係で市民・健康部の職員として市民病院から出ておられます。また、報告イで「あかし女性の活躍推進会議」の設置について報告いただく関係で政策部から、また報告カであかし斎場「旅立ちの丘」火葬場におけるひび割れ・漏水への対応について報告いただく関係で、都市整備部からご出席をいただいております。よろしくお願いいたします。
午前中にも申し上げましたけども、午後の部におきましても大変ボリュームがありますので、質問、また答弁は簡潔によろしくお願いいたします。
それでは早速ですが、コミュニティ推進部、市民・健康部、文化・スポーツ部関係の議案に移ります。付託された議案の審査を行いますが、議案は12件ございます。
それでは、議案第17号、平成27年度明石市一般会計補正予算(第4号)〔分割付託分〕について説明を願います。
岩﨑市民協働推進室長。
○岩﨑市民協働推進室長兼課長 市民協働推進室長兼課長の岩﨑でございます。
議案第17号、平成27年度明石市一般会計補正予算につきまして当委員会に分割付託されました事項のうち、コミュニティ推進部の所管に係る事項をご説明を申し上げます。
議案書、一般の30、31ページをお願いします。
まず歳入でございますが、6款 県支出金、2項 県補助金、1目 民生費県補助金、2節 厚生館費補助金の厚生館運営事業費補助金の減額は、厚生館運営に係る県補助金の基準単価の変更によるものでございます。その下、3節 住宅新築資金等貸付助成事業補助金の償還推進助成事業補助金の増額は、貸付金の回収事務経費に係る県からの事務補助金の増額でございます。
次に、一般の44、45ページでございます。
10款 諸収入、4項 雑入、1目 雑入、1節 雑入のうち、説明欄7行目、コミュニティ助成事業助成金は自治会集会所建設のため、一般財団法人自治総合センターに対し助成金の申請をしていたものが不採択となったため、当初要求額を減額するものでございます。
次に歳出でございますが、58、59ページをお願いいたします。
2款 総務費、1項 総務管理費、6目 コミュニティ費のうち、説明欄1行目、コミュニティ活動推進事業の減額は、先ほどのコミュニティ助成事業助成金が不採択になったことに伴う集会施設整備補助金の減額などでございます。その下、協働のまちづくり推進事業の減額は、校区まちづくり組織に対して交付している住みよい地域づくり補助金の執行残でございます。次の、市民活動促進事業の減額は、コミュニティ活動災害補償保険料の入札による執行残でございます。次のコミセン管理運営事業の減額は中学校、小学校コミセンの管理に係る光熱費などの執行残によるものでございます。
次に、66、67ページをお願いいたします。
3款 民生費、1項 社会福祉費、2目 人権推進費の説明欄、人権推進運営事業に係る減額は、市民意識調査業務委託の入札による執行残などでございます。
以上で、コミュニティ推進部に係る事項の説明を終わらせていただきます。
前田市民・健康部次長。
○前田市民・健康部次長 市民・健康部次長の前田でございます。
議案第17号、平成27年度明石市一般会計補正予算(第4号)の当委員会に分割付託された事項のうち、市民・健康部に関連する事項につきまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により主な内容についてご説明申し上げます。
まず、歳入でございますが、一般の22、23ページをお願いいたします。
5款 国庫支出金、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金、1節 総務管理費補助金の説明欄3行目の個人番号カード交付事業費補助金、これにつきましては地方公共団体情報システム機構へのマイナンバーカード事務委託料の増加に対する補助金の増額でございます。
続きまして、30、31ページをお願いいたします。
6款 県支出金、1項 県負担金、1目 民生費県負担金、2節 老人福祉費負担金の説明欄、後期高齢者医療保険基盤安定負担金は保険料軽減対象者の増加見込みによる増額でございます。
次に、2項 県補助金、1目 民生費県補助金、4節 老人福祉費補助金の説明欄1行目の高齢重度障害者医療費補助金は、医療費の減少見込みによる減額でございます。
44、45ページをお願いいたします。
10款 諸収入、4項 雑入、1目 雑入、1節 雑入の説明欄10行目の広域連合療養給付費負担金精算金は、兵庫県後期高齢者医療広域連合に対する平成26年度負担金の精算に伴う返還金でございます。その下の夜間休日応急診療所指定管理料精算金は、平成26年度の指定管理料の精算に伴う返還金でございます。
以上が歳入でございます。
次に、歳出に移らせていただきます。
60、61ページをお願いいたします。
下から3つ目の段、3項 戸籍住民基本台帳費、1目 戸籍住民基本台帳費の説明欄2行目の戸籍事務事業は、戸籍システム使用料の減額。3行目の住民基本台帳事務事業は、マイナンバーカードの発行に係る地方公共団体情報システム機構への事務委託料の増額でございます。
続きまして、70、71ページをお願いいたします。
上から3つ目の段、3款 民生費、2項 老人福祉費、3目 老人医療費でございます。説明欄1行目の
後期高齢者医療事業特別会計繰出金は、事業実績による一般会計負担分の繰出金の減額。その下の後期高齢者医療制度事業は、平成27年度の療養給付費負担金及び共通経費負担金の変更による兵庫県後期高齢者医療広域連合に対する負担金の減額でございます。
76、77ページをお願いいたします。
4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費の説明欄2行目の救急医療対策事業は、市民病院の小児救急当番回数の減少見込みよる負担金の減額。
地方独立行政法人明石市立市民病院関連事業は、利子償還金の減少による運営費負担金の減額。保健センター管理運営事業は維持管理委託料の入札残による減額。葬祭事業特別会計繰出金は、葬祭事業収入の減少見込みによる繰出金の増額でございます。
2目 予防費の説明欄1行目の法定予防接種事業は、高齢者肺炎球菌ワクチン、高齢者インフルエンザなどの接種増加が見込まれることによる増額でございます。その下の高齢者肺炎球菌予防接種助成事業は、助成希望者の増加見込みによる増額でございます。3行目から7行目までは記載のとおり、各種がん検診事業における受診者の増加見込みによる増額でございます。
78、79ページをお願いいたします。
一番上の段、5目 母子保健費の説明欄1行目の母子保健事業は、個人番号制度に係るシステム改修等の執行残による減額でございます。その下の妊婦健康診査事業は、1人当たりの助成利用金額の増加見込みによる増額でございます。
以上で、市民・健康部に関連する事項の説明を終わります。
○尾仲委員長 山野文化振興課長。
○山野文化振興課長 文化振興課長の山野でございます。
引き続き、文化・スポーツ部の所管に係る事項につきましてご説明申し上げます。
まず歳入でございますけれども、一般の28、29ページをお願いいたします。
5款 国庫支出金、2項 国庫補助金、6目 教育費国庫補助金、4節 社会教育費補助金でございますけれども、これは埋蔵文化財調査費補助金については、個人住宅建設に係ります埋蔵文化財発掘調査の件数が当初の見込みより下回ったことによる減額でございます。
続きまして34、35ページをお願いいたします。
6款 県支出金、2項 県補助金、6目 教育費県補助金、4節 社会教育費補助金でございますけれども、埋蔵文化財調査費補助金につきましては先ほどと同様で、個人住宅建設に係ります埋蔵文化財発掘調査の件数が当初の見込みより下回ったことによる減額でございます。
次に44、45ページをお願いいたします。
10款 諸収入、4項 雑入、1目 雑入、1節 雑入でございますけれども、説明欄下から3行目の埋蔵文化財発掘調査受託金は、開発事業者から受託し、専門業者に委託して行う発掘調査の件数が当初の見込みより下回ったことによる減額でございます。
続きまして、歳出の説明をさせていただきます。
58、59ページをお願いいたします。
2款 総務費、1項 総務管理費、8目 生涯学習センター費でございますけれども、説明欄2行目の生涯学習センター維持管理事業は、光熱水費抑制等によりますアスピア明石管理組合への負担金の執行残による減額でございます。次の生涯学習推進事業は、各種講座等の講師謝礼の執行残による報償費の減額でございます。
次の9目 あかねが丘学園費でございますけれども、あかねが丘学園運営事業及び次のあかねが丘学園西分校運営事業は、講師謝礼の執行残によります報償費の減額と社会教育コーディネーターの雇用形態の変更による委託料の減額でございます。
少し飛びまして104ページ、105ページをお願いいたします。
9款 教育費、7項 社会教育費、1目 社会教育総務費でございますけれども、埋蔵文化財発掘調査事業は開発業者から受託して行う発掘調査の件数が当初の見込みより下回ったことによる委託料の減額でございます。
以上で、当委員会に分割付託されました議案第17号、平成27年度明石市一般会計補正予算(第4号)に係る説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。ございませんか。
それじゃあ、質疑を終結いたします。
それでは採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第17号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第17号は原案どおり承認いたしました。
次に移ります。
議案第18号、平成27年度明石市
葬祭事業特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
郷良斎場管理センター所長。
○郷良斎場管理センター所長 斎場管理センター所長の郷良でございます。
着席して説明をさせていただきます。
議案第18号、平成27年度明石市
葬祭事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
議案書の葬の1ページをお開き願います。
今回の補正は第1条で歳入歳出の総額をそれぞれ550万円増額するものでございます。
それでは、歳入歳出を事項別明細書によりご説明を申し上げます。
まず、歳入でございます。
葬の8ページ、9ページをお開きください。
1款 事業収入、1項 葬祭事業収入、1目 火葬収入を550万円減額しておりますが、これは火葬件数が当初見込みより少なかったことによるものでございます。2目 葬祭収入を1,350万円減額しておりますが、これは葬祭式場の利用件数が当初の見込みより少なかったことによるものでございます。
葬の10ページ、11ページをお開きください。
2款 繰入金、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金を2,450万円増額しておりますが、これは主に事業収入の不足分によるものでございます。
次に、歳出について説明いたします。
葬の12ページ、13ページをお開き願います。
1款 葬祭事業費、1項 葬祭事業費、1目 総務費でございますが、説明欄1行目の職員費140万円の減は主に人員構成の変動及び人事院勧告に基づく給与改定によるものでございます。2目 葬祭費でございますが、説明欄1行目の職員費340万円の増は、葬祭担当職員の人員構成の変動及び人事院勧告に基づく給与改定によるものでございます。3目 火葬場費でございますが、説明欄1行目の職員費700万円の増は、主に火葬担当職員の人員構成の変動及び人事院勧告に基づく給与改定によるものでございます。2行目の火葬場運営事業でございますが、11節 需用費を350万円減額しております。これは主にガス料金の単価が下がったためによるものでございます。
以上で、
葬祭事業特別会計補正予算の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思いますが、どなたからでも結構です。
よろしいですか。
それでは、質疑を終結いたします。
これより採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第18号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第18号は原案どおり承認いたしました。
それでは、次に移ります。
議案第19号、平成27年度明石市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題に供します。
説明を求めます。
田中国民健康保険課長。
○田中国民健康保険課長 国民健康保険課長の田中でございます。
議案第19号、平成27年度明石市
国民健康保険事業特別会計補正予算につきましてご説明申し上げます。
議案書、国の1ページをお願いいたします。
国民健康保険システム番号制度対応業務委託でございまして、番号法施行に伴い国民健康保険業務におきましても、平成28年7月から個人番号を用いた外部機関との情報連携テストのため、本年度よりシステム改修を行い、平成27年度中に完了する予定でございましたが、国の補助金交付決定がおくれたことによりまして、全体的な作業遅延が発生し、繰越明許とさせていただくものでございます。
説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようにお願いいたします。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。どなたからでも結構でございます。
よろしゅうございますか。
それでは質疑、意見を終結いたします。
これより採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第19号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第19号は原案どおり承認いたしました。
引き続いて議案第26号、平成27年度明石市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を議題に供します。
それでは、説明を求めます。
北條長寿医療課長。
○北條長寿医療課長 長寿医療課長の北條でございます。
議案第26号、平成27年度明石市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
議案書、後の1ページをお願いいたします。
歳入歳出予算の補正、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ947万6,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ32億8,654万円とするものでございます。
予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明いたします。
8、9ページをお願いいたします。
まず歳入でございますが、1款 繰入金、1項 一般会計繰入金、1目 事務費繰入金は、一般管理事務事業における印刷製本費及び社会保障税番号制度システム整備に係る委託料の入札残等による執行見込みの減によるものでございます。2目 保険基盤安定繰入金は、低所得者の保険料を軽減した場合に軽減した保険料を補填するための繰入金でございますが、平成27年度の保険料軽減額が兵庫県後期高齢者医療広域連合の当初の見込みを上回ったことに伴い増額するものでございます。
10、11ページをお願いいたします。
2款、1項、1目 繰越金は、平成26年度分保険料のうち、出納整理期間中に収納された保険料で、広域連合へ過年度分保険料として精算納付に充てるため増額補正するものでございます。
12、13ページをお願いいたします。
3款 諸収入、1項 延滞金、加算金及び過料、1目 延滞金は、納期限を過ぎて保険料が納付された場合の延滞金納付額が増加となる見込みのため増額するものでございます。
以上が歳入でございます。
続きまして歳出でございますが、14、15ページをお願いいたします。
1款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費は、後期高齢者医療保険料納付書印刷等の印刷製本費及び社会保障税番号制度システム整備に係る委託料の入札残等により減額するものでございます。
16、17ページをお願いいたします。
2款、1項、1目 後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合への後期高齢者医療保険料負担金及び保険基盤安定負担金が当初見込みより多くなったため増額しようとするものでございます。
以上で、説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これより質疑、ご意見がございましたらどなたからでも結構です。よろしくお願いいたします。ございませんか。
それでは、質疑、ご意見をお受けすることを終結いたします。
それでは、おはかりいたします。
議案第26号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第26号は原案どおり承認いたしました。
引き続き、次に移ります。
議案第9号、明石市立高齢者大学校あかねが丘学園条例を廃止する条例制定のことについて説明を求めます。
進藤あかねが丘学園長。
○進藤あかねが丘学園長 あかねが丘学園長の進藤でございます。
私のほうから議案第9号、明石市立高齢者大学校あかねが丘学園条例を廃止する条例制定のことについてご提案させていただきます。
1ページをお開きください。
提案理由といたしまして、明石市立高齢者大学校あかねが丘学園の学習拠点が生涯学習センターに移転することに伴い、施設を廃止するため、条例を廃止しようとするものです。
なお、施行日は平成28年4月1日からといたします。
説明は以上でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。
どなたからでも結構でございます。ございませんか。
それでは質疑、ご意見を終結いたします。
それでは、採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第9号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第9号は原案どおり承認いたしました。
次に移ります。
議案第13号、明石市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。
説明を求めます。
田中国民健康保険課長。
○田中国民健康保険課長 国民健康保険課長の田中でございます。
明石市国民健康保険条例の一部改正につきましては、資料をもとにご説明申し上げます。
まず、改正の目的・理由でございますが、昨年末に発表されました平成28年度税制改正大綱におきまして、国民健康保険料の賦課限度額の引き上げに合わせて、経済動向を踏まえ、低所得者に対する保険料減額措置の所得判定基準の緩和が示されたことから、国民健康保険法施行令がこのほど改正されたところでございます。また、あわせまして地方税法の改正に伴う所要の規定の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。なお、限度額の引き上げにつきましては、上限額が引き上げられるということで、その実施の可否につきましては保険者の裁量に委ねられているところでございまして、このことから明石市国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえた上で賦課限度額を引き上げることといたしまして、一方、減額措置の所得判定基準の緩和と地方税法改正に係る規定の整備を図ることにつきましては、法律、政令に沿って改正する必要がございます。
次に改正の内容でございますが、賦課限度額の引き上げにつきましては、基礎賦課分が2万円増の54万円に。後期高齢者支援金分等も2万円増の19万円と、合計で4万円増の89万円に引き上げるものでございます。なお、介護納付金負担分の変更はございません。
次に、減額措置に係る所得判定基準の緩和につきまして、国民健康保険では所得が低い世帯の負担を軽減するため、世帯の合計所得に応じて7割、5割、2割、保険料を減額する制度がございます。その判定基準が次のとおり緩和されるものでございます。アの5割軽減では、被保険者数に応じた加算額が26万円から5,000円増の26万5,000円に。同様にイの2割軽減の加算額が47万円から1万円増の48万円に引き上げられ、所得基準が緩和されております。
次に、地方税法改正による所要の規定の整備でございますが、国債、地方債などの特定公社債等の課税方式の変更などの金融所得課税の一体化に伴う所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。
続きまして、限度額引き上げに伴う影響でございますが、基礎賦課額が増額となる世帯は約900世帯。そのうち後期高齢者支援金等賦課額が増額となる見込みの世帯が500世帯となっておりまして、保険料は年間で2,400万円程度増加となる見込みでございます。
続きまして、他市の状況でございますが、県下全ての市町が限度額を引き上げる方針を示しているところでございます。なお、条例の施行期日は賦課限度額の引き上げ、減額措置に係る所得安定基準の緩和につきましては、この4月1日を、地方税法改正による所要の規定の整備につきましては、来年1月1日の施行を予定しております。
最後に本市の考え方でございますが、本市の国保財政は保険料収入が伸び悩む中、その一方で医療給付費を初め、後期高齢者支援金や介護納付金は年々増加していく傾向にございます。平成25年度決算では3億4,000万円程度の黒字を確保いたしましたが、26年度におきましては、県下41市町の平均収納率を10%も上回る保険料収入を確保し、さらには経営姿勢が特に良好ということで国、県から特別に1億7,000万円の交付金を得たにもかかわらず、決算では6,000万円程度の黒字にとどまっております。今後も保険料収入を上げる努力は継続してまいりますが、県下1位となった現在では、これ以上の大幅な収納率の改善はなかなか困難であることから、他の安定的な財源を確保することが近々の重要課題となっております。このたびの限度額の引き上げは保険料収入におきまして、大幅な増を見込めるわけではございませんが、より加入者の方が納得していただきやすい形で、かつ持続的な保険料収入を確保するためには国の政令に合わせ、賦課限度額を引き上げることが肝要と考えているところであります。
説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようにお願いいたします。
議案の説明は終わりました。
これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。
どなたからでも結構でございます。よろしいですか。
それでは質疑、ご意見を終結いたします。
それでは、採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第13号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第13号は原案どおり承認いたしました。
次に移ります。
議案第35号、
地方独立行政法人明石市立市民病院第2期中期計画認可のことを議題に供します。
説明を求めます。
小林地域医療課長。
○小林地域医療課長 地域医療課長の小林でございます。
私のほうから議案第35号、
地方独立行政法人明石市立市民病院第2期中期計画認可のことにつきまして、資料に基づき説明させていただきます。
お手元の資料、
地方独立行政法人明石市立市民病院第2期中期計画の認可についてをごらんください。
1の概要でございますが、
地方独立行政法人明石市立市民病院が作成した第2期中期計画を設立団体の長である市長が認可するに当たり、地方独立行政法人法の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。制度上、設立団体である市が、法人に対して達成すべき業務運営の目標を中期目標で指示し、法人である市民病院は目標を達成するために中期計画を作成して、この計画に基づいて病院業務を遂行するものでございます。また、中期目標期間の終了時には、目標の達成状況について、評価委員会の評価を受けることになっております。
概要につきましては以上でございますが、次の2、これまでの経過以降、中期計画の詳細につきましては、作成した市民病院より説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 菜虫市民・健康部参事。
○菜虫市民・健康部参事 市民・健康部参事の菜虫でございます。
それでは、私のほうから計画の内容につきましてご説明をさせていただきます。
引き続き、委員会資料をごらんいただきまして、項目の2番目になります。これまでの経過をごらんいただきたいと思います。
まず(1)ということで、第1期の検討及び措置ということで検証と評価を行いました。今年度末で法人の第1期の目標計画期間は終了するんですけれども、終了を待って第1期の検証評価をしていては、その内容を第2期の目標、計画に反映できませんので、法人の業務実績を評価する評価委員会のほうで昨年8月の段階で第1期の期間の暫定評価を行っていただいて、第2期に向けた意見をまとめていただきました。(1)の四角の枠組みの中が評価委員会の意見になりますけれども、医療機能や質の向上といった診療面は計画どおりに成果を上げてきているけれども、業務運営の効率化といった部分の取り組みがおくれていて、それが経営基盤の確立に至らない要因となっているという評価でございました。その上で財政の健全化、自立化に向けた構造改革を進めて、業績管理体制を強化することを前提として、法人は第2期に進むべきという意見とされたところでございます。
この意見を踏まえ、次の(2)になりますけれども、まず、市のほうで第2期の中期目標が策定をされました。四角の囲みが市の基本的な考え方ですけれども、5点あります。特に①は計画どおりに進捗していると評価された医療面、診療面につきましては踏襲及び充実。一方でおくれていると評価された業務運営に関しましては②のほうで構造改革や業績管理体制の強化を求めるものとなっております。その他、③から⑤までの考え方に基づいて目標が策定をされて、昨年12月の議決を経て、当院に第2期の目標が提示されたという流れでございました。
資料の裏面にまいります。裏面をお願いいたします。
(3)になりますけれども、私ども法人は市から第2期の目標を示されましたので、その目標を達成するための具体策である第2期の中期計画を策定をいたしまして、市に提出をいたしました。市では(4)のように、この第2期の計画を認可するに当たっての意見を聞くために、この1月に2回評価委員会を開催をして、審議の結果、計画を認可することが適当であるという評価委員会からの結論をいただきましたので、市のほうは次の手続として、認可に係る議決をいただくため、この3月議会に上程させていただいたという次第でございます。
続いて、第2期中期計画の概要でございます。次に資料3ページ、A3の別紙をごらんいただきたいと思います。ポイントを絞ってご説明させていただきます。
この資料は第2期中期計画の主な内容をまとめたものですけれども、冒頭、地域医療課長から説明ございましたように、計画は目標を達成するための具体的な取り組みをまとめたものなんですけれども、その目標の達成という目的とともに、お手元の資料の上段に記載しておりますけれども、病院の将来の目標像であるビジョン、ひいてはミッションへの到達のプロセス、そういった要素も中期計画には含んでございます。そのミッション、ビジョンの下の第2期中期計画の構成でございますけれども、計画では項目第2の市民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項の中で、主にどういった医療を提供するのかについてまとめております。
また、右のほう、第3の業務運営の改善及び効率化に関する事項のほうでは、体制、組織とともに業務運営についてまとめております。
その下、第4では財務内容の改善に関する事項として、そうした取り組みの結果である財務状況についてまとめてございます。
お伝えしておきたい大切な点、2点だけご説明をさせていただきます。1つは、病院の方向性である第2期ではどのような医療機能を発揮していくのかということ。もう1つは第1期の反省を踏まえた対応として、どのような具体策を講じようとしているのか、この2点についてご説明いたします。
まず、1点目の医療機能です。お手元の資料の項目の第2の1で市民病院として果たすべき役割の明確化の中で、医療機能の明確化として4点掲げました。先ほど申し上げましたように診療面、医療機能は第1期についても評価委員会から一定の評価をいただいておりまして、市の考え方も第1期の踏襲及び充実でございました。それを受けて、まず当院の強味として第1期からの継続になりますけれども、高度な総合的医療を提供して複合的疾患の患者さんにも引き続き対応してまいります。その上で、これまでの急性期医療の提供を中心としつつ、地域包括ケアシステムの構築を見据えて、地域包括ケア病棟を活用した在宅復帰へ向けた退院調整、また、在宅患者、在宅医のバックアップといった急性期後の患者に対するケアにも力を注いでまいります。そうした在宅をキーワードにした取り組みは地域包括ケアシステムの中で市民病院が果たすべき役割にもつながってまいります。医療機能としてはもう1点、現在、策定が進められております地域医療構想にもしっかり対応してまいります。
あと、もう1点のほうですね。第1期の反省を踏まえた対応のほうでございます。こちらは特に事務部門に関連する部分になります。右側の第3の特に3番目、構造改革の推進が具体的な取り組みとなります。1点目は、法人としてのよさを生かし切れていないという意味での独法以前の体質、考え方、これらを払拭するための意識改革を進めてまいります。2点目、3点目は構造改革の根幹をなす制度の関係です。今年度で制度設計が終わる人事評価制度、独法独自の給与制度、それらを本格導入いたしますので、その円滑な運用を図ってまいります。そして4点目は、契約・購買の関係です。既に今年度から取り組んでおりますけれども、契約方法、委託業務等の見直しや経験者を採用した新たな人材の投入、ベンチマークを活用した価格交渉など取り組みの一層の強化を図ってまいります。こうした取り組みの結果として、実績を踏まえた現実的な試算を行いまして、3年間で約6億円の経常収支を計画して、キャッシュ、資金についても目減りさせることのないよう、黒字額を確保してまいりたいと考えております。
以上、議案第35号、
地方独立行政法人明石市立市民病院第2期中期計画認可のことにつきましてご説明を申し上げました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
これよりご質疑、ご意見をお受けしたいと思います。
松井委員。
○松井委員 これまでの経過のところで暫定評価のところで、今もご説明いただいたんですけれども、業務運営の効率化に向けた取り組みにおくれが生じ、結果として安定した経営基盤の確立に至っていない。目標、計画の達成にはややおくれているということで、先ほど、今、説明があったんですけれども、ちょっと私なんかにはもうちょっと具体的に、どこをどうするのかなというのがわからないんです。もうちょっと具体的に教えていただきたいと思うんですけれども。
○尾仲委員長 菜虫市民・健康部参事。
○菜虫市民・健康部参事 市民・健康部参事の菜虫でございます。
ただいま委員ご指摘ございましたように、評価委員会での指摘に対して、どう対応するかというのは第2期の計画を考える上で非常に重要なポイントでございました。特に、この評価委員会の指摘につきましては、いわゆるその資質の面、費用面のコントロールが十分ではないということ。それと、せっかく独法という法人になったのに旧の制度を継続しているだけで、新たな職員に関する制度等、そのまま継続してしまっているということで、いわゆる改革の取り組みの跡が見えないということを非常に重要なポイントとして挙げられました。それを受けまして、1つはいわゆる費用コントロールという面で、事務部門の取り組みということで、例えば特に契約・購買の部分になるんですけれども、従前、ベンチマーク、例えば県下の平均はどれくらいとか、他の同市の病院はどれぐらいという、そういう客観的な指標に基づく契約への取り組みとか、そういうことの取り組みがおくれておりましたので、そういうベンチマークを活用した契約事務等の取り組みであるとか、もう1つ、制度につきましては先ほど少し申し上げましたように、今年度、評価制度と給与制度の制度構築に取り組んでまいりました。それを28年4月からいずれも本格的に運用していく。円滑に運用を図っていくということで、そういった具体的な取り組みを通じて評価委員会の指摘に応えていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 市民病院から独法になられて、その構造改革を推進する上で大変ご苦労されてるところかなと今聞きながら思いました。体制を変えていくというところにご苦労があるのかなと思いました。その辺は私、非常に難しいと思いますので、ご努力いただきたいということと、契約方法とか委託業務の見直しは比較的改革できるのかなと思いますので、その辺は見通しが明るいんでしょうかね。
○尾仲委員長 菜虫市民・健康部参事。
○菜虫市民・健康部参事 市民・健康部参事でございます。
おっしゃられたように契約等に関しましては、これは例えば他の病院の既にやっているやり方を参考にする等々の先行例もございます。そういった中で、これらは既に今年度から評価委員会の意見を受ける前後から、そういう取り組みをされております。実際、コンサルタント業者にも力をかりる分はあるんですけれども、先行例、あるいはコンサルの助言等々を得ながら、また内部的にもスキルアップを図って契約事務の改善等にはもう現在から取り組んでいるところでございます。
松井委員。
○松井委員 それでは、またそういう構造改革とか業績管理体制が少しでも改善されることを期待しておきます。
以上です。
○尾仲委員長 他にございませんか。
大西委員。
○大西委員 数点あったんですが、一番大きな話、今、松井委員さんお聞きになられましたね。それはもう今、聞いたということで期待をしておきます。
先ほどの説明で大きく2つあって、医療、その現場というのですか、その医療体制のほうはおおむね良というような感じで、むしろ今もあったように業務運営の改善、こちらのほうに内部評価委員会のほうからもご指摘があったというふうに理解しました。
あんまり細かいことを言うのはあれなんですが、市民病院からの法人化になるので、私個人的に思うんですけれども、どうしても職員といっても事務方というより現場の職員もやっぱり公務員からの何というんですか、立場が変わっていった中で、その新しい人事評価制度とか、あるいはそれを運用するに当たってモチベーションアップとかといういろいろご計画なされているということなんですが、どうなんでしょうかね。なかなかその辺を一気に導入するに当たって、本当にモチベーションアップにつながっていくのか。むしろ逆になって、また人員が減っていく方向にならないのか、その辺あたりは十分考えられているとは思うんですけども、そういった危惧はないでしょうか。
○尾仲委員長 菜虫市民・健康部参事。
○菜虫市民・健康部参事 市民・健康部参事の菜虫でございます。
職員のモチベーション等々につきましては、ちょうど今、派遣職員からプロパーへの入れかえの過渡期といいますか、途上でございます。そういった中で、やはりその病院全体の経営状況がどうであるかということがまず職員の士気にかかわる部分でございます。そういった意味で26年度は消費税等々の絡みがありまして、赤字という結果でございましたけれども、今年度に入りまして経営のほうは順調に推移をしている中で累計でも黒字を計上しております。そういった中で、病院全体としての風向きといいますか、方向性といいますか、そういった部分で職員の意識といいますか、ベクトルも同じ方向を向く中で一生懸命やっております。
それと、プロパーと派遣職員という絡みの中では、まだしばらく派遣職員のほうがプロパーの職員のサポートをして、プロパー職員の自立に向けて取り組んでいく、その時間は必要かと思います。ただ、プロパー職員を採用する中でも経験者を採用する、あるいは従前の新人のプロパーもいる中で全体としてバランスのとれた職員構成も考えながら、プロパー職員への移行を考えておりますので、そういった中でそこに評価制度を絡める中でモチベーションの維持を図って、体制の維持・発展を進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○尾仲委員長 大西委員。
○大西委員 1期3年済んで2期目に入るんで、この1期だけを見てどうこうだけじゃなくて、これからがこうで本腰を入れていくところで過渡期、本当に過渡期だと思うんで大変だとは思うんですけれども、もちろん職員も人間ですので、その辺のモチベーションが下がる方向になれば、どうしても皆さん働くというのはやはり生活の過程でもありますので、何と言うんですか、楽してとは思ってないでしょうけども、やりがいのある職場で、お金だけにこだわるじゃないけども、やっぱり給与体系が、やはり病院の現場というのは大変だというのはよくわかっておりますんですけど、その辺のやはり好条件のところへ転出していくという可能性も大いにあるのかなと。ちょっと私は個人的にはそう感じるところがあるんです。だから、その辺を本当にこの今の独法である市民病院が、これから皆さんの力で一緒に伸ばしていくんだという意識を持っていただけるように注力していただきたいなと、このように思っております。特にこれはもうそういうことの意見として言っておきます。
それと、もう1点。これ直接この中期計画とリンクするかどうかあれなんですが、前回12月に私、質問もさせていただいた中で、今回も資料を見ますと、急性期医療の中にその産婦人科のほうももちろん項目としてはいってるんですが、周産期のほうを私から言わせると突如というか、12月末にご連絡ありまして、周産期医療は今、かかられてる患者さんは最後まできちっとやるけれどもというご連絡をいただいたんですが、12月の議会のときに、もう既にわかってたんじゃないかなと。最終日の日にそういうご連絡をいただいたんですけども、いいとか悪いとかじゃないんですが、これは突如、本会議が終わってから決まったことじゃないと思うんです。そういうのはやはり委員会等で12月も審議してますんで、やめることがだめよとかいう、そういうことじゃないんですけども、なぜそういうふうな連絡の入り方になったのか、ちょっと疑問に思います。当然、この急性期の中での、その産婦人科としての項目が入ってるんですけれども、周産期をやめるという話は12月の議会の段階では聞いてなかったように思いますが、その辺の説明をお願いしたいと思います。
○尾仲委員長 菜虫市民・健康部参事。
○菜虫市民・健康部参事 市民・健康部参事です。
確かに産婦人科の産科の休止に関しましては、本当にそのご用納めの日といいますか、その日に連絡をさせていただきました。確かに産科をどうするかという部分につきましては、今年度の課題ということで内部的には協議を調整を進めてきたのは事実でございます。
そういった中で、タイミング的にはどのタイミングで産科を休止にするということを公表していくのかということを検討する中で、当初、年度末、あるいは年度明けてからという協議もする中で、ちょうどその12月議会と並行して院内で協議をして、最終的に産科を休止するというのが決まりましたのが12月の最終木曜日の理事会でございました。その理事会での決定を受けない限り、公表はできないという部分ございましたので、タイミング的には12月議会とのニアミスといいますか、可能であったんじゃないかというふうに思われても仕方ないタイミングになったんですけれども、我々としては理事会での議決を受けて動くという部分ございましたので、あのタイミングになりました。あわせてその理事会の議決を踏まえて休止するんであれば一刻も早く市民の方にお伝えすべきということで、それも含めて、あのタイミングでのお知らせ、公表というようなことになった次第でございます。
以上です。
○尾仲委員長 大西委員。
○大西委員 私個人的にはちょっと作為があったのかなと感じてます。まあもう終わったことでございますんであれなんですけど。逆にそうしたら、ごめんなさい、もちろん市民病院全体のことを考えての周産期の話なんですが、数字も含めて、年度明けにそういうような最近の明石市内の実績の数字も見せていただきました。
なぜ、市民病院はああいう数字になったのか。先ほどの最初の説明で医療面については具体的な数字が載ってるわけじゃないんですけど、おおむね良という評価委員会の評価があったかと思うんですが、産婦人科、数が少ないから悪いとか、そういう意味じゃないんですけども、なぜ、そういう数字になっていったのかとかいう原因究明とかはされたんでしょうか。
○尾仲委員長 菜虫市民・健康部参事。
○菜虫市民・健康部参事 市民・健康部参事でございます。
問いにおける出産数、出産室につきましては、かなり減少していく中で、要因として幾つか考えられるんですけれども、まず1つは数年前に産科を休止した。その産科を休止したイメージをそのまま引きずっているという部分がございました。それまでは年間400件、500件預かっていたのが一旦休止をして本当にゼロからのスタートになりました。そこの市民に与えた印象というのが、どうしても後々引きずってしまったんじゃないかというのが1点ございます。それと、どうしても当院かなり建築をしてから20年たつ中で、アメニティー的にもやはりこう新しい病院と比較をすると、きれいというところまではいきません。もちろん年数なりの環境改善は整えていってますけれども、やっぱり見ばえのきれいさといいますか、美しさというか、そういうところに引かれる若いお母さん方もいらっしゃるんじゃないかと。これは数字的な分はありませんけれども、そういうところも加わる中で出産取り扱い件数としては減少していったのかなというふうに考えております。その他、幾つか理由あると思いますけれども、そういったところかなというふうに考えております。
以上です。
○尾仲委員長 大西委員。
○大西委員 そうかなと思ってましたけれども、あえてそういうのを分析されているのかなと思いました。
何が言いたいかというと、今、明石、子どもを育てやすいまち、子どもをどんどん産んでほしいというのを挙げている中で、今は形は違いますけど、やはり明石市民病院などで、できたら大半は明石市民病院で生まれたお子さんたちですよというのが将来的に。今、市長はとにかく子ども子どもとおっしゃってるんで、その辺が逆に言うと明石市民病院が子ども出産のため、周産期中心に頑張ってるというのを、むしろ私なんかはそういうふうに打ち出してほしいなという思いがあっただけに少し残念やなと思ったので申し上げました。
一応、方向が今決まってるんで、今からそれを力入れようと、そこまでは申しませんけれども、少し残念だなという気がしております。まあまあ意見として申し上げておきますけども。
副市長、その私の思い、おかしいですかね。そういうふうに思って、できたらそういうふうにしてほしかったなと思うんですが。ちょっと今、立場が違いますけれども。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 副市長の和田でございます。
イメージといいますか、理想的に言いますとそうであろうというふうに市民の方もたくさんの方がそういうふうに思ってらっしゃると思います。
ただ、最近の医療事情を考えますと、その1つの例えば明石やったら明石でフルパッケージで全部の医療を整えるのは事実上は無理でして、例えばこの明石でいいましたら、東播磨圏域でそれぞれ持っている医療資源を最大限利用してカバーし合うというところでございます。
ただ、その中で委員おっしゃるように市が進めてますこどもを核としたまちづくりに対するイメージといいますか、それに対しては非常に残念だなという気持ちは十分理解できますけれども、それにつきましては市内で出産の部分、全部カバーできる状況にございますので、またそれが市内で出産ができない、子育てができない医療状況があるということであれば、それはもうしゃにむに市民病院が頑張ってもらわないといけないんですけども、今、そういう形で市内の民間も含めてそういう医療ニーズが充足されているという状況でいたし方ないのかなというふうには思っております。
○尾仲委員長 他にございませんか。
それでは質疑、ご意見を終結いたします。
それでは採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第35号は原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○尾仲委員長 ご異議なしと認め、議案第35号は原案どおり承認いたしました。
それでは続いて、次に移ります。
議案第37号、平成28年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕議題に供します。説明を求めます。
岩﨑市民協働推進室長。
○岩﨑市民協働推進室長兼課長 市民協働推進室長兼課長の岩﨑でございます。
議案第37号、平成28年度明石市一般会計予算のうち、当委員会に分割付託されましたコミュニティ推進部の所管に係る事項につきまして、歳入歳出予算事項別明細書によりご説明を申し上げます。
まず、歳入でございますが、一般の40、41ページをお願いいたします。
12款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目 総務使用料、1節 総務使用料のうち、説明欄3行目の男女共同参画センター使用料及び4行目のコミセン使用料はそれぞれの会議室等の使用料でございます。次の2目 民生使用料、1節 社会福祉施設使用料のうち、説明欄1行目の厚生館使用料は7つの厚生館の会議室等の使用料でございます。
少し飛びまして、46、47ページをお願いいたします。
13款 国庫支出金、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金、1節 総務管理費補助金のうち、説明欄2行目の地域女性活躍推進交付金は、地域における関係団体などが連携した女性活躍推進の取り組みに対する国からの補助金でございます。
また少し飛びまして、54、55ページをお願いいたします。
14款 県支出金、2項 県補助金、1目 総務費県補助金、1節 総務管理費補助金の説明欄、消費者行政活性化事業補助金は消費者教育の推進など、消費生活対策事業に対する県からの補助金でございます。
次の56、57ページをお願いいたします。
2目 民生費県補助金、2節 厚生館費補助金の説明欄、厚生館運営事業費補助金は厚生館の運営及び厚生館事業に対する県補助金でございます。その下、3節 人権推進費補助金の説明欄、人権啓発事業補助金は人権啓発の事業に対する県補助金でございます。続きまして、4節 住宅新築資金等貸付助成事業補助金の説明欄、償還推進助成事業補助金は、償還事務に対する県補助金でございます。
少し飛びまして、62、63ページをお願いいたします。
3項 委託金、2目 民生費委託金、2節 人権推進費委託金の説明欄、人権啓発活動委託金は、人権意識の普及啓発活動事業に対する県からの委託金でございます。
次が68、69ページでございます。
16款 寄附金、1項 寄附金、2目 民生費寄附金、1節 社会福祉費寄附金の説明欄、厚生館施設整備費寄附金は厚生館の施設整備事業に対する地元財産区からの寄附金でございます。
次が72、73ページでございます。
18款 諸収入、3項 貸付金元利収入、6目 住宅資金貸付金元利収入、1節 住宅資金貸付金元利収入は、住宅資金貸付に係る元金の償還とその利子収入でございます。
続きまして、4項 雑入、2目 雑入、1節 雑入のうち、説明欄7行目のコミュニティ助成事業助成金は、財団法人自治総合センターからの助成金で、地域のコミュニティ活動に必要な施設整備などの整備に対するものでございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出でございます。
一般の90、91ページでございます。
2款 総務費、1項 総務管理費、10目 コミュニティ費は、コミュニティ活動推進事業及びコミセン運営・整備などに要する経費でございます。
まず、説明欄6行目のコミュニティ活動推進事業でございますが、自治会を初めとする地域コミュニティの活動推進に要する経費で自治会等への事務委託、自治会集会所施設整備補助金などが主なものでございます。次の協働のまちづくり推進事業は、小学校区単位の協働のまちづくりの推進に係る経費で、明石コミュニティ創造協会への業務委託料のほか、地域交付金、まちづくり計画書策定補助金事業などが主なものでございます。次の市民活動促進事業は市民活動団体の支援に要する経費で、主なものは市民活動コーナーの運営管理、市民活動サポート事業などでございます。次のコミセン管理運営事業は、小学校区コミセン及び中学校区コミセンの管理運営に要する経費でございます。次のコミセン施設整備事業は、小学校区コミセン及び中学校区コミセンの施設の整備に要する経費で、錦城コミセンの耐震補強工事が主なものでございます。最下段の総合型地域スポーツクラブ推進事業は、市内で活動するスポーツクラブ21の交流事業などの実施に要する経費でございます。
次に、11目 男女共同参画・生活対策費でございます。計量業務を含む消費者行政並びに男女共同参画の推進に関する事業に要する経費でございます。説明欄4行目の計量事務事業は、特定計量器の定期検査等に係る経費でございます。次の男女共同参画推進事業は、男女共同参画推進のための相談業務及び女性の活躍推進や結婚総合支援などに要する経費でございます。最下段、消費生活対策事業は、消費生活講座、講演会など、消費者教育啓発事業や消費者被害救済の相談業務等に要する経費でございます。
次は少し飛びまして、108、109ページをお願いいたします。
3款 民生費、1項 社会福祉費、2目 人権推進費でございますが、これは人権推進事業等に要する経費で、説明欄4行目の人権推進運営事業は、明石市人権施策推進方針に基づき、庁内及び関係機関に対する啓発等に係る経費でございます。次の人権教育・啓発推進事業は、人権意識の
普及・高揚を図るため、子どもから高齢者に至るまで、それぞれのライフステージにおいて、地域、企業など、あらゆる場での人権意識啓発並びに人権教育を推進するための経費でございます。その下の平和啓発推進事業は、平和意識の向上を図るため、平和映画会の開催、平和啓発漫画冊子の印刷や平和啓発パネル展などに要する経費でございます。
次の住宅資金貸付金償還事務事業は、住宅資金等貸付金の償還推進事務に要する経費でございます。
次が、112、113ページでございます。
7目 厚生館費は厚生館の運営に要する経費で、説明欄、厚生館管理運営事業は、人権講演会や交流促進などの厚生館事業及び館施設の維持管理に要する経費でございます。
少し飛びまして、192、193ページをお願いします。
10款 公債費、1項 公債費、1目 元金、23節 償還金利子及び割引料のうち、説明欄4行目の住宅資金貸付金元金償還金は、住宅資金貸付に係る長期債の元金償還金でございます。2目 利子、23節 償還金利子及び割引料のうち、説明欄4行目の住宅資金貸付金利子は住宅資金貸付の長期債に係る利子でございます。
以上で、コミュニティ推進部が所管する事項の説明を終わります。
○尾仲委員長 前田市民・健康部次長。
○前田市民・健康部次長 市民・健康部次長の前田でございます。
引き続きまして、市民・健康部に関連します事項につきまして、歳入歳出予算事項別明細書により主なものについてご説明申し上げます。
まず歳入でございますが、一般の40、41ページをお願いいたします。
12款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目 総務使用料、1節 総務使用料の説明欄2行目の市民センター使用料は、各市民センターの会議室使用料でございます。3目 衛生使用料、1節 保健衛生使用料は、夜間休日応急診療所、休日歯科急病センター及び障害者等歯科診療所での医療行為に対する診療報酬でございます。
42、43ページをお願いいたします。
2項 手数料、1目 総務手数料、1節 総務手数料の説明欄4行目の戸籍・住基関係手数料は、戸籍謄本や住民票などの証明発行等に係る手数料でございます。
3目 衛生手数料、1節 保健衛生手数料の主なものは、説明欄1行目、2行目の犬の登録や狂犬病予防注射済票交付に係る手数料でございます。
44、45ページをお願いいたします。
13款 国庫支出金、1項 国庫負担金、1目 民生費国庫負担金、1節 社会福祉費負担金の説明欄4行目の国民健康保険基盤安定負担金は、国民健康保険料の軽減分に対する国の負担金でございます。2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金、1節 総務管理費補助金の説明欄、個人番号カード交付事業費補助金及び個人番号カード交付事務費補助金は、マイナンバーカード交付事務に対する国の補助金でございます。
48、49ページをお願いいたします。
3目 衛生費国庫補助金、1節 保健衛生費補助金の主なものとして、説明欄3行目の新たなステージに入ったがん検診補助金は、子宮がん・乳がん検診等に対する補助金。5行目の利用者支援事業費補助金は、子育て世代包括支援センターの運営に対する補助金でございます。
続きまして、54、55ページをお願いいたします。
14款 県支出金、1項 県負担金、1目 民生費県負担金、1節 社会福祉費負担金の説明欄1行目の国民健康保険基盤安定負担金は、国民健康保険料の軽減に対する県の負担金でございます。2節 老人福祉費負担金の説明欄、後期高齢者医療保険基盤安定負担金は、後期高齢者医療保険料の軽減に対する県の負担金でございます。
56、57ページをお願いいたします。
2項 県補助金、2目 民生費県補助金でございます。5節 老人福祉費補助金の説明欄1行目の老人医療費補助金及び3行目の高齢重度障害者医療費補助金は、高齢者の医療費助成に対する県の補助金でございます。
58、59ページをお願いいたします。
3目 衛生費県補助金、1節 保健衛生費補助金の主なものとして、説明欄1行目の病院群輪番制運営費補助金は、小児の二次救急医療体制の整備に対する補助金、その2行下の小児救急医療相談窓口運営費補助金は、小児救急医療の電話相談窓口の運営に対する補助金、その4行下の予防接種事故対策費補助金は、予防接種健康被害処理に対する補助金でございます。その2行下の保健事業費等補助金のうち、健診事業費等補助金は、肝炎ウイルス健診や歯周疾患健診等に対する補助金、その3行下の利用者支援事業費補助金は子育て世代包括支援センターの運営に対する補助金、その5行下の若年者在宅ターミナルケア支援事業補助金は40歳未満のがん患者の介護費用に対する補助金でございます。
72、73ページをお願いいたします。
18款 諸収入、4項 雑入、2目 雑入、1節 雑入の説明欄8行目の高齢重度障害者医療費広域連合給付調整金は、高齢重度障害者医療の高額療養費に対する兵庫県後期高齢者医療広域連合の給付費調整金でございます。その2行下の小児救急医療相談窓口運営費他市町負担金は、小児救急医療の夜間相談窓口の運営に係る負担金でございます。
次の74、75ページの説明欄1行目の夜間休日応急診療所維持管理業務等医師会分担金は、夜間休日応急診療所の建物に係る維持管理費用の医師会負担分でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出に移らせていただきます。
92、93ページをお願いいたします。
上から2つ目の段、2款 総務費、1項 総務管理費、12目 市民センター費でございます。これは大久保、魚住、二見の3市民センター及び高丘、江井島サービスコーナーの管理運営等に要する経費でございます。なお、あかし総合窓口管理運営事業につきましては、中心市街地再整備等特別委員会でご審議いただくこととなっております。
続きまして、98、99ページをお願いいたします。
上から2つ目の段、3項 戸籍住民基本台帳費、1目 戸籍住民基本台帳費の主なものは、戸籍、住民基本台帳、印鑑登録、の各事務に要する経費及び明舞・明石駅市民・西明石の各サービスコーナーの管理事務経費などでございます。
続きまして、106、107ページをお願いいたします。
3款 民生費、1項 社会福祉費、1目 社会福祉総務費の説明欄、下から2行目の
国民健康保険事業特別会計繰出金は、一般会計から
国民健康保険事業特別会計への繰出金でございます。
116、117ページをお願いいたします。
一番下の段、2項 老人福祉費、3目 老人医療費の主なものとして、説明欄2行目の老人医療費助成事業は、65歳以上69歳までの低所得者に対する医療助成に要する経費でございます。
後期高齢者医療事業特別会計繰出金は、一般会計から
後期高齢者医療事業特別会計への繰出金でございます。高齢重度障害者医療費助成事業は、後期高齢者医療の被保険者のうち、一定以上の障害のある方への医療助成に要する経費でございます。後期高齢者医療制度事業は、後期高齢者医療制度に係る療養給付費の市負担分等に要する経費でございます。
128、129ページをお願いいたします。
4款 衛生費、1項 保健衛生費、1目 保健衛生総務費は、保健衛生管理事務、保健センター運営等に要する経費でございます。主なものとして説明欄6行目の救急医療対策事業は、病院群輪番制運営事業補助など、救急医療の充実に要する経費でございます。その7行下の夜間休日応急診療所管理運営事業、その3行下の障害者等歯科診療所運営事業は、各診療所の指定管理に係る委託料などでございます。その4行下の
地方独立行政法人明石市立市民病院関連事業は、同病院の運営費負担金などでございます。その4行下の保健センター管理運営事業は、保健センターの管理運営に係る経費でございます。その下の葬祭事業特別会計繰出金は、一般会計から葬祭事業特別会計への繰出金でございます。2目 予防費の主なものとしては、説明欄6行目の法定予防接種事業などの予防接種事業、次のページの説明欄に記載しております各種がん検診事業などに要する経費でございます。
132、133ページをお願いいたします。
上から2つ目の段、5目 母子保健費の主なものは、説明欄3行目の乳幼児健康診査事業、その2行下の妊婦健康診査事業などの健康診査事業、また下から2行目の子育て世代包括支援センター運営事業など、母子の健康や育児を支援するための事業に要する経費でございます。
以上で市民・健康部に関連する事項の説明を終わらせていただきます。
○尾仲委員長 山野文化振興課長。
○山野文化振興課長 文化振興課長の山野でございます。
引き続き、文化・スポーツ部の所管に係る事項についてご説明申し上げます。
まず、歳入でございますけれども、一般の40、41ページをお願いいたします。
12款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目 総務使用料、1節 総務使用料のうち、説明欄の一番下、生涯学習センター使用料は、生涯学習センターの学習室等の使用料でございます。
次に、50、51ページをお願いいたします。
13款 国庫支出金、2項 国庫補助金、8目 教育費国庫補助金、3節 社会教育費補助金のうち埋蔵文化財調査費補助金は、個人住宅建設に係ります埋蔵文化財発掘調査に対する国の補助金でございます。
60、61ページをお願いいたします。
14款 県支出金、2項 県補助金、7目 教育費県補助金、5節 社会教育費補助金のうち、埋蔵文化財調査費補助金は、先ほどと同じく個人住宅建設に係ります埋蔵文化財発掘調査に対する県の補助金でございます。
次に、66、67ページをお願いいたします。
15款 財産収入、1項 財産運用収入、2目 基金運用収入、1節 利子及び配当金のうち、説明欄5行目、スポーツ振興基金積立金利子は、スポーツ振興基金の運用利子でございます。
次に、72、73ページをお願いいたします。
18款 諸収入、4項 雑入、2目 雑入、1節 雑入でございますけれども、次の74、75ページへまいりまして、説明欄4行目、埋蔵文化財発掘調査受託金は、民間の開発事業に伴う発掘調査を行う際、それに係る費用を受託するものでございます。次のあかねが丘学園収入は、あかねが丘学園生の学習資料代でございます。
次の76、77ページをお願いいたします。
19款 市債、1項 市債、1目 総務債、1節 総務債のうち、説明欄2行目、コミセン施設整備事業債は錦城コミセンの耐震補強工事に係る起債でございます。
次の文化博物館整備事業債は、文化博物館の電源装置更新工事に係る起債でございます。次の生涯学習センター施設整備事業債は、アスピア明石大規模改修工事に係る起債でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出の説明をさせていただきます。
88、89ページをお願いいたします。
2款 総務費、1項 総務管理費、9目 文化振興・国際交流費でございますが、これは文化芸術振興及び国際交流推進に要する経費でございまして、説明欄2行目の文化行政推進事業は、文化芸術創生基本計画に基づく施策推進に要する経費でございまして、重点施策に関する事業実施に係る経費が主なものでございます。次の文化芸術振興事業は、文化芸術の振興に要する事業経費でございまして、茶会、いけばな展などの芸術祭、俳句、川柳、小説など7部門で構成する文芸祭等の開催経費と、公益財団法人明石文化芸術創生財団の運営支援に係る経費等が主なものでございます。次の姉妹都市交流事業は、バレホ市との交流に要する経費でございまして、通訳謝礼や翻訳料が主なものでございます。次の友好都市交流事業は、無錫市との交流に要する経費でございまして、友好都市提携35周年記念事業に係る経費が主なものでございます。次の国際交流事業は、市民の国際交流推進や多文化共生社会づくり推進のための経費でございまして、国際交流協会への補助金が主なものでございます。
92、93ページをお願いいたします。
13目 文化博物館費でございますけれども、文化博物館の運営・整備に要する経費でございまして、説明欄2行目の文化博物館運営事業は、指定管理料が主なものでございます。次の文化博物館施設整備事業は、文化博物館の電源装置更新工事に要する経費でございます。
次の14目 市民会館費でございますけれども、市民会館、西部市民会館、市民ホール、中崎公会堂の運営・整備に要する経費でございまして、説明欄2行目の市民会館運営事業は、指定管理料が主なものでございます。
94、95ページをお願いいたします。
15目 生涯学習センター費でございますけれども、生涯学習センターの運営・整備及び生涯学習活動等に要する経費でございまして、生涯学習センター運営事業はセンターの運営に係る経費で、ホールの舞台操作等の委託料が主なものでございます。次の生涯学習センター維持管理事業は、センターの維持管理に要する経費でございまして、管理組合への負担金、施設整備の保守管理の業務委託料等でございます。次の生涯学習推進事業は、生涯学習を推進するための経費でございまして、講座等の開催等に係る講師謝礼や委託料が主なものでございます。
16目 あかねが丘学園費は、あかねが丘学園の運営・整備に要する経費でございまして、あかねが丘学園運営事業は、学園本校運営のための講師謝礼、委託料が主なものでございます。次のあかねが丘学園維持管理事業は、光熱水費、設備の保守管理の委託料、修繕費等でございます。あかねが丘学園西分校運営事業は、西分校運営のための講師謝礼、委託料、みなと記念ホール等の使用料が主なものでございます。
少し飛びまして、184、185ページをお願いいたします。
9款 教育費、7項 社会教育費、1目 社会教育総務費でございますけれども、説明欄7行目の文化財保護調査・啓発事業は、市内の文化財の保護・啓発推進に要する経費でございまして、埋蔵文化財の発掘調査の成果を公開いたします、発掘された明石の歴史展の開催に要する経費が主なものでございます。次の埋蔵文化財発掘調査事業は、市内の埋蔵文化財の発掘調査に要する経費でございまして、発掘調査に関する委託料が主なものでございます。次の埋蔵文化財出土資料整理事業は、市内の埋蔵文化財の発掘調査で出土した資料の適切な保存に要する経費でございまして、専門業者への委託料が主なものでございます。次の市史編さん事業は、市史の刊行の準備に要する経費でございまして、地域に残ります史料調査の委託料が主なものでございます。
188、189ページをお願いいたします。
8項 保健体育費、1目 保健体育総務費でございますけれども、説明欄4行目、生涯スポーツ支援事業は、各種競技スポーツの支援のための経費でございまして、文化・スポーツ振興激励金の支給、スポーツ表彰及びスポーツ振興基金への積立金が主なものでございます。次の生涯スポーツ推進事業は、生涯スポーツの推進のための経費でございまして、明石体育協会への委託料やスポーツフェスティバル事業の委託料が主なものでございます。次のスポーツ推進委員活動事業は、スポーツ基本法に基づき設置しているスポーツ推進委員の活動のための経費でございまして、報酬が主なものでございます。
以上で、当委員会に分割付託されました議案第37号、平成28年度明石市一般会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりましたが、この議案につきましては、質疑、採決は2日目の委員会で行います。そのつもりでよろしくお願いいたします。
続いて、議案第38号、平成28年度明石市葬祭事業特別会計予算を議題に供します。
郷良斎場管理センター所長。
○郷良斎場管理センター所長 斎場管理センター所長の郷良でございます。
着席して説明をさせていただきます。
議案第38号、平成28年度明石市葬祭事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
議案書、葬の1ページをお開き願います。
第1条に記載のとおり、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億9,687万1,000円を計上いたしております。
それでは歳入歳出予算について、事項別明細書によりご説明申し上げます。
葬の8ページ、9ページをお開きください。
まず歳入でございます。
1款 事業収入、1項 葬祭事業収入、1目 火葬収入は、火葬による収入でございます。2目 葬祭収入は、葬祭式場、霊柩車等の利用に係る葬祭用具使用料及びひつぎや盛り花などの諸要品料の収入でございます。
葬の10ページ、11ページをお願いします。
2款 繰入金、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金は、一般会計からの繰入金でございます。
葬の12ページと13ページをお願いします。
3款 諸収入、1項 雑入、1目 雑入は、行政財産の使用料等でございます。
次に歳出でございます。
葬の14ページ、15ページをお願いします。
1款 葬祭事業費、1項 葬祭事業費、1目 総務費でございます。これは斎場管理センターの運営に要する経費でございます。次に、2目 葬祭費でございます。葬祭費は告別式場の運営及び葬儀並びに霊柩自動車運送事業に要する経費でございます。
葬の16ページ、17ページをお願いします。
3目 火葬場費は火葬施設の運営及び火葬に要する経費でございます。
18ページ、19ページをお願いします。
2款 公債費、1項 公債費、1目 元金は、市債元金償還金。2目 利子は市債利子でございます。
20ページ、21ページをお願いします。
予備費を記載のとおり計上しております。
以上で、葬祭事業特別会計予算についての説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
これにつきましても、質疑、採決は2日目の委員会で行いますので、そのつもりでよろしくお願いいたします。
続いて、議案第39号、平成28年度明石市
国民健康保険事業特別会計予算を議題に供します。それでは、議案の説明を求めます。
田中国民健康保険課長。
○田中国民健康保険課長 国民健康保険課長の田中でございます。
議案第39号、平成28年度明石市
国民健康保険事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。
議案書、国の1ページをお願いいたします。
第1条でございます。平成28年度の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ373億3,343万8,000円と定めるものでございます。国民健康保険事業予算の算定基盤となります平成28年度の国民健康保険被保険者数は7万人、世帯数を4万2,000世帯として予算編成を行っております。このうち一般被保険者は6万7,700人、退職被保険者は2,300人。また、介護保険の第2号被保険者数は2万1,100人と見込んでおります。
具体的な内容につきまして、事項別明細書により説明させていただきます。
国の10、11ページをお願いいたします。
まず、歳入でございます。
1款、1項 国民健康保険料、1目 一般被保険者国民健康保険料及び2目 退職被保険者等国民健康保険料の医療給付費分、介護納付金分及び後期高齢者支援金分の収納率の見込みは11ページ、13ページ説明欄に記載のとおりでございます。
国民健康保険料は、医療と介護と後期高齢者支援金の三本立てとなります。それぞれに一般被保険者と退職被保険者があり、またそのそれぞれに現年度分と滞納繰越分がありますので、国民健康保険料は12に区分されております。なお、一般分と退職分を合わせました収納率は現年度分で92.10%、滞納繰越分で20.13%を見込んでおります。
14、15ページをお願いいたします。
2款 一部負担金は費目のみの設定で単位計上でございます。
16、17ページをお願いいたします。
3款 国庫支出金、1項 国庫負担金、1目 療養給付費等負担金は一般被保険者の療養諸費及び介護納付金、後期高齢者支援金に要する費用の国の負担分でございます。2目 高額医療費共同事業負担金は、一般被保険者の80万円以上の高額なレセプトに対する保険者間での再保険事業に係る負担金でございまして、4分の1を国が負担するものでございます。3目 特定健康診査・特定保健指導負担金は、特定健診等に要する費用の国の負担分でございます。2項 国庫補助金、1目 財政調整交付金は、市町村の財政負担能力を考慮して配分される交付金、2目 総務費国庫補助金は、番号法施行に伴う国民健康保険システム改修費用の国の補助金でございます。
18、19ページをお願いいたします。
4款、1項 県支出金、1目 高額医療費共同事業負担金は、先に国庫支出金で述べました高額レセプト再保険事業に係る県の負担分でございます。2目 県補助金は国保財政安定化のための県からの補助金、3目 財政調整交付金は、県の支出する財政調整交付金、4目 特定健康診査・特定保健指導負担金は、特定健診等に要する費用の県の負担分でございます。
20、21ページをお願いいたします。
5款、1項、1目 前期高齢者交付金は、65歳から74歳の前期高齢者の加入割合による財政調整される交付金で、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。
22、23ページをお願いいたします。
6款、1項、1目 療養給付費等交付金は、退職被保険者等に係る療養諸費、高額療養費について、被用者保険の拠出より、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。
24、25ページをお願いいたします。
7款、1項 共同事業交付金、1目 高額医療費共同事業交付金は、各保険者の拠出により行ってる一般被保険者の高額医療費に関する再保険事業で、1件80万円を超えるレセプトに対し、国保連合会から交付される交付金でございます。2目 保険財政共同安定化事業交付金は、全てのレセプトについても県下国保は共同で支払いを行う事業でございまして、国保連合会からの交付金でございます。これらの補助事業は県下の市町村国保が拠出金を出し合って、医療費を支払う制度でございまして、共同で取り組むことにより各国保の財政の安定化や保険料の平準化を図っていこうとするものでございます。
26、27ページをお願いいたします。
8款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 基金運用収入は、基金積立の利子収入でございます。
28、29ページをお願いいたします。
9款、1項 繰入金、1目 一般会計繰入金でございます。1節 保険基盤安定繰入金は、低所得者世帯に対する保険料軽減相当額を繰り入れるもの。2節 職員給与費等繰入金は、国保事業の運営に要する人件費、事務費を繰り入れるもの。3節 出産育児一時金等繰入金は、出産に要する費用の3分の2に相当する額を繰り入れるもの。4節 財政安定化支援事業繰入金は、保険者の責めに帰すことのできない事情、すなわち、低所得者が多いとか、年齢構成が高いなどによって、一定割合を一般会計から国保財政の健全化を支援する措置として繰り入れるものでございます。以上の4点は制度化された繰入金で、国により財政措置をされております。
5節 その他一般会計繰入金は市独自の繰入金で、福祉医療波及分として繰り入れをしております。
30、31ページをお願いいたします。
10款 諸収入でございます。1項 延滞金、加算金及び過料は、保険料の延滞金。3項 雑入でございます。2目 一般被保険者第三者納付金、及び3目 退職被保険者等第三者納付金は、交通事故等の第三者行為による医療費の相手方からの納付金でございます。4目 一般被保険者返納金、及び5目 退職被保険者等返納金は、国保資格喪失後の受診等に係る被保険者からの返納金でございます。
以上が歳入でございます。
次に32、33ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費は、国民健康保険事業の運営に要する一般管理事務事業等の経費でございます。8節 報償費は特定健診・特定保健指導に係る講師謝礼等。11節 需用費は保険証、納付書、決定通知書の印刷費用。12節 役務費は、これらの郵送料が主なものでございます。13節 委託料はシステムの改修費、診療報酬明細書等のデータ作成及び通知類の封入封緘委託料でございます。14節 使用料及び賃借料は、コピー機、電子計算機等の使用料でございます。19節 負担金補助及び交付金は、情報システムの再構築運用業務委託に係る国民健康保険課の負担分でございます。2目 連合会負担金は、兵庫県国民健康保険団体連合会運営のための当市の負担分。3目 収納率向上特別対策費は、口座振替納付の促進等、国民健康保険料収納率向上のための事務経費でございます。
34、35ページをお願いいたします。
2項、1目 運営協議会費は、国民健康保険運営協議会の運営に要する経費でございます。
36、37ページをお願いいたします。
2款 保険給付費、1項 療養諸費でございます。1目 一般被保険者療養給付費及び2目 退職被保険者等療養給付費は、被保険者の医療費に対する診療報酬の現物給付に要する経費。3目 一般被保険者療養費及び4目 退職被保険者等療養費は、被保険者の柔道整復、コルセット等の費用に係る現金給付に係る経費。5目 審査支払手数料は、レセプトの審査及び支払い事務に対する国保連合会への手数料でございます。
次に、2項 高額療養費でございます。1目 一般被保険者高額療養費及び2目 退職被保険者等高額療養費は、被保険者が医療機関に支払った一部負担金が定められた負担限度額を超えた場合に、その超えた額を被保険者に支給するものでございます。
38、39ページをお願いいたします。
3款 一般被保険者高額介護合算療養費及び4目 退職被保険者等高額介護合算療養費は高額療養費や高額介護サービス等の支給を受けても、なお医療費と介護の1年間の自己負担額の合計額が一定限度額を超える場合に超過分を支給するものでございます。3項 移送費は、被保険者の移送に係る経費でございます。4項 出産育児諸費、1目 出産育児一時金は、1児当たり42万円、産科医療保障制度未加入の分娩機関で出産した場合は40万飛び4,000円を給付するものでございます。5項 葬祭諸費、1目 葬祭費は、被保険者が死亡した場合に葬祭を行ったものに対して5万円を給付するもの。6項 結核医療諸費、1目 結核医療付加金は、結核医療費の一部負担金を付加金として支給するものでございます。
40、41ページをお願いいたします。
3款、1項、1目 後期高齢者支援金は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、後期高齢者医療制度への納付を義務付けられております支援金。2目 後期高齢者関係事務費拠出金は、これらに係る事務経費に対する拠出金でございます。
42、43ページをお願いいたします。
4款、1項、1目 前期高齢者納付金は、歳入の前期高齢者交付金に対応するもので、納付金拠出に要する経費。2目 前期高齢者関係事務費拠出金は、これらに係る事務経費に対する拠出金でございます。
44、45ページをお願いいたします。
5款、1項、老人保健拠出金でございます。老人保健法に基づく、老人保健対象者の医療費等に要する費用の保険者負担分として、社会保険診療報酬支払資金へ拠出する経費でございます。1目 老人保健医療費拠出金は、医療費に対する拠出金、2目 老人保健事務費拠出金は、審査、支払い等の事務経費に対する拠出金でございます。
46、47ページをお願いいたします。
6款、1項、1目、介護納付金は、介護保険法に基づき、医療保険に加入する40歳以上65歳未満の被保険者が負担する納付金でございます。
48、49ページをお願いいたします。
7款、1項 共同事業拠出金、1目 高額医療費拠出金は、歳入欄でご説明申し上げました高額な医療費に対する再保険事業の本市の負担に係る経費でございます。2目 保険財政共同安定化事業拠出金につきましても、全ての医療費に対する再保険事業の本市負担経費でございます。
50、51ページをお願いいたします。
8款 保険事業費でございます。1項、1目 特定健康診査・特定保健指導事業費は、40歳から74歳までの被保険者を対象に実施しております、健康まもりタイ健診及び特定保健指導の事業に要する経費でございます。2項 保健事業費、1目 保健衛生普及費は、医療費通知、レセプト点検、人間ドックの健診料助成やジェネリック医薬品利用促進の事業に要する経費でございます。
52、53ページをお願いいたします。
9款、1項、1目 基金積立金は、基金から生じる運用益を基金に積み立てるものでございます。
54、55ページをお願いいたします。
10款 公債費は、費目設定で単位計上のみでございます。
56、57ページをお願いいたします。
11款 諸支出金、1項 償還金及び還付加算金、1目 一般被保険者保険料還付金及び2目 退職被保険者等保険料還付金は、前年度以前の過誤納金の還付に要する経費でございます。
58、59ページをお願いいたします。
12款は、予備費でございます。
説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようにお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この議案につきましても質疑、採決は2日目の委員会に行いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、議案第47号、平成28年度明石市
後期高齢者医療事業特別会計予算を議題に供します。
北條長寿医療課長。
○北條長寿医療課長 長寿医療課長の北條でございます。
議案第47号、平成28年度明石市
後期高齢者医療事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。
議案書、後の1ページをお願いいたします。
歳入歳出予算、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ35億5,437万7,000円とするものでございます。
予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明いたします。
8、9ページをお願いいたします。
まず歳入でございますが、1款、1項、1目 後期高齢者医療保険料は、現年度分及び滞納繰越分の保険料収入見込み額でございます。収納率は現年度分99.3%、滞納繰越分33.9%を見込んでおります。保険料が前年度に比べ増額となっておりますのは、被保険者数の増加と保険料率の改定により、現年度分保険料の増額が見込まれるためでございます。
10、11ページをお願いいたします。
2款 繰入金、1項 一般会計繰入金、1目 事務費繰入金は、市で執行する事務経費に対する繰入金でございます。前年度に比べ減額となっております主な理由は、社会保障・税番号制度対応のための後期高齢者医療システムの整備に係る費用等の減額でございます。2目 保険基盤安定繰入金は、低所得者の保険料軽減に対する繰入金でございます。前年度に比べ増額となっておりますのは、被保険者数の増加と低所得者軽減の基準が拡充され、保険料軽減対象者が拡大されることによるものでございます。この保険基盤安定繰入金の財源内訳は市が4分の1、県が4分の3でございます。3目 健康診査事業繰入金は、健康診査事業の事務費に係る繰入金でございます。
12、13ページをお願いいたします。
3款 諸収入、1項 延滞金、加算金及び過料、1目 延滞金は、保険料納付が遅滞した場合の延滞金でございます。2項 償還金及び還付加算金、1目 保険料還付金は、過年度分の保険料過誤納金等を平成28年度に還付した際に、還付相当額を兵庫県後期高齢者医療広域連合から受け入れるものでございます。
3項 受託事業収入、1目 健康診査事業補助金は、健康診査事業に係る広域連合及び国からの補助金でございます。
以上が、歳入の主な内容でございます。
続きまして、歳出でございますが、14、15ページをお願いいたします。
1款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費は、後期高齢者医療事業の運営に要する事務経費でございます。前年度に比べ減額となっておりますのは、社会保障・税番号制度対応のための後期高齢者医療システムの整備に係る費用等が減額となったためでございます。2項、1目 徴収費は、保険料の徴収に係る事務経費でございます。
16、17ページをお願いいたします。
2款、1項、1目 後期高齢者医療広域連合納付金は、市が徴収いたしました保険料等を広域連合に納めるものでございます。前年度に比べて増額となっておりますのは、被保険者数や保険料軽減対象者の増加が見込まれることにより、保険料負担金及び保険基盤安定負担金が増額の見込みとなったためでございます。
18、19ページをお願いいたします。
3款 保健事業費、1項、1目 健康診査事業費は、被保険者の健康診査等と人間ドック助成に係る経費でございます。
20、21ページをお願いいたします。
4款 諸支出金、1項 償還金及び還付加算金、1目 保険料還付金は、過年度分の保険料過誤納金等を平成28年度に被保険者の方へ還付したり、日本年金機構等へ返納したりする場合の返還金でございます。
22、23ページをお願いいたします。
5款、1項、1目 予備費は、前年度と同額を計上しております。
以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この議案につきましても質疑、採決は2日目の委員会に行いますのでよろしくお願いいたします。
続きまして、議案第48号、平成28年度明石市
病院事業債管理特別会計予算、小林地域医療課長、説明を求めます。
小林地域医療課長。
○小林地域医療課長 地域医療課長の小林でございます。
議案第48号、平成28年度明石市
病院事業債管理特別会計予算につきまして、ご説明申し上げます。
議案書、病管の1ページをお開きください。
この会計は、明石市立市民病院が市以外から長期借り入れをすることができないため、市が借り入れ、法人に貸し付ける一方、法人から長期借入金などの償還を受け、それを金融機関に返済するものでございます。
歳入歳出とも同額となる会計でございます。
歳入歳出予算事項別明細書で説明させていただきますので、病管10、11ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款 諸収入でございますが、説明欄に記載のとおり法人からの償還金として貸し付けに係る元金及び利子を受け入れるものでございます。
続きまして、12、13ページをお願いいたします。
2款 市債ですが、市が法人へ貸し付けるために金融機関等から借り受ける病院事業債でございます。
次に、歳出でございますが、14、15ページをお願いいたします。
歳出といたしましては、明石市立市民病院に貸し付ける貸付金でございます。
続きまして、16、17ページをお願いいたします。
2款 公債費でございますが、病院から償還してもらった元金とその利子を金融機関等へ返済するものでございます。
以上で、平成28年度明石市
病院事業債管理特別会計予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○尾仲委員長 議案の説明は終わりました。
この議案につきましても説明のみといたしまして、質疑、採決は2日目の委員会で行います。
それでは、暫時休憩をしまして、再開を午後3時20分といたします。よろしくお願いいたします。
午後3時00分 休憩
――――――――――――
午後3時20分 再開
○尾仲委員長 それでは、引き続き生活文化常任委員会を再開いたします。
報告関係に入る前に、午前中の報告ウでちょっと資料の訂正があるということを受けておりますので、説明をもう1度してもらいたいと思っております。
八田産業振興部次長兼商工労政課長。
○八田産業振興部次長兼商工労政課長 産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。
恐れ入ります。資料の訂正でございます。午前中に配付しました「地域住民生活等緊急支援のための交付金」に係る事業の実施結果についての資料ですけども、お手元に配付の修正版ということで、資料の一番下の経済効果のところの新規の経済波及効果額ですけども、3億4,400万円と当初はしておりましたが、修正版のとおり約2億4,000万円ということでご訂正をお願いします。どうぞよろしくお願いします。
○尾仲委員長 ということで、修正をよろしくお願いいたします。
これに関してご質疑、ご意見はございませんか。
それじゃあ、これを報告受けたということでご確認をお願いいたします。
それでは、報告案件に入ります。8件ございます。
まず、ア、市民意識調査の実施と
人権施策推進方針実施計画の見直しについて説明を求めたいと思います。
金古コミュニティ推進部次長兼人権推進課長。
○金古コミュニティ推進部次長兼人権推進課長 コミュニティ推進部次長兼人権推進課長の金古でございます。
私のほうからは報告事項のア、市民意識調査の実施と明石市
人権施策推進方針実施計画の見直しにつきまして、お手元の資料に基づきましてご報告をさせていただきたいと思います。
それでは、報告事項のア、市民意識調査の実施と
人権施策推進方針実施計画の見直しにつきまして、資料のほうをごらんいただきたいと思います。
まず1つ目の市民意識調査実施についてでございますが、本市では平成23年度に策定しました明石市人権施策推進方針に基づきまして、平成27年度までを計画期間とします前期の実施計画により、人権感覚あふれる共生社会の実現を目指して人権施策を推進しているところでございます。
まず、調査の目的ですが、1つには5年間の人権施策の推進状況の点検評価を行うものです。2つ目は市民の人権にかかわる課題等に対する意識を把握し、今後の人権尊重のまちづくりへ向けた施策を検討するための基礎資料といたします。
次に、調査の構成ですが、市民向けの調査と小学生向けの調査の2種で構成しております。
次に、調査対象につきましては資料記載のとおりでございます。
次に、主な調査項目といたしましては、1つには人権教育・啓発活動の推進状況に関する調査としまして、学校や職場等で人権や差別問題について学習した経験がある人の割合を問うもの。2つには、市民の人権意識に関する調査としまして、人権は人が幸せに暮らしていく上で大切なものであると考える人の割合を問うもの。あるいは、差別の原因は差別された人の側にもあると考える人の割合を問うものなどがあります。
次に調査結果につきましては、平成27年度中にホームページにおいて公表を予定しております。
次ページになりますが、2つ目に
人権施策推進方針実施計画についてですが、これまでの成果や課題、市民意識調査結果等を踏まえまして、明石市人権施策推進方針に基づき、推進すべき人権施策関連事業を具体化するための実施計画を策定いたします。なお、計画期間につきましては、社会情勢の変化や、喫緊の課題に対応することができるよう、これまでの5年間から単年度ごととし、策定に当たりましては、庁内関係部署参加の人権施策推進連絡会議を活用するものでございます。
実施計画につきましては、人権施策推進方針の基本的な考え方が「人権感覚あふれる共生社会の実現を目指して」を基本目標とし、全ての市民に対し、あらゆる分野において基本的人権が尊重される行政を推進していくこととしております。実施計画は、この推進方針をより具体化するため、社会状況等の変化や施策の進捗状況等を考慮しながら推進すべき人権施策関連事業を明らかにしたものでございます。
今後の予定ですが、市民意識調査を踏まえまして、人権施策推進連絡会議を開催いたします。そして、平成28年3月下旬ごろに
人権施策推進方針実施計画の策定を予定しております。
以上でございます。何とぞご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○尾仲委員長 説明を受けました。
これについて、これより質問、あるいは意見などございましたらお受けしたいと思います。ございませんか。よろしいですか。
それでは続きまして、イのほうに移らさせていただきます。
「あかし女性の活躍推進会議」の設置について説明を求めたいと思います。
荒川男女共同参画課長。
○荒川男女共同参画課長 男女共同参画課長の荒川でございます。
私のほうからは、「あかし女性の活躍推進会議」の設置につきまして資料に基づきご報告をいたします。
まずは、あかし女性の活躍推進会議を設置するに至った背景でございますが、最近の女性の活躍を加速させる国の政策などと連動いたしまして、本市におきましては、この間、男女共同参画担当部長職の設置でありますとか、県下の市町で最多となる3人の女性を部長級職員に登用するなど、女性の活躍を直接的、間接的に支援できるよう全庁挙げて体制を整えてまいりました。
また、女性の活躍推進のための気運醸成の取り組みの1つといたしまして、2月14日にあかし女性応援フォーラムを開催いたしましたところ、220名もの多くの方のご参加がございまして、本市における女性の活躍に向けた機運が高まったところでございます。
それでは、資料の1項目めをごらんください。この推進会議の趣旨でございます。
人口減少社会を迎え、社会の活力を維持していくためには、女性の力の発揮が極めて重要となってきておりまして、女性の活躍推進に向けた環境整備に当たり、女性自身の声を生かした、より実効性の高い施策の実施につなげるため、新たに会議体を設置するものでございます。
これを市の女性活躍推進の取り組みに反映させることで、女性の個性や能力がさらに発揮できる社会づくりに積極的に取り組んでまいります。
それから、2項目めの会議の概要でございます。
この推進会議の内容といたしましては記載のとおりですが、子育て、保育、学童、介護、婚活、貧困、就業や市役所内部での取り組みなど多様な分野におきまして、課題などをご議論いただきまして、女性活躍の推進のための提案などを行っていただきます。
開催回数は年3回から4回程度を予定しておりまして、委員にはさまざまな分野で活躍する女性、産業界関係者、学識者、公募市民など、15名程度で構成する予定でございます。
今後の28年の主な予定でございますが、本年3月中旬に市民公募委員の募集を開始いたしまして、5月ごろには第1回会議を開催したいと考えております。
その後は、ご議論いただいた内容を取りまとめ、10月ごろをめどに市へ提言していただきまして、翌年度予算へ反映していく予定でございます。
以上で、「あかし女性の活躍推進会議」の設置につきましてのご報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明を受けましたが、これよりこれに関しての質問、ご意見等ございましたらお受けしたいと思います。
松井委員。
○松井委員 この件は本会議でも質問させていただきました。2月14日のあかし女性応援フォーラムの様子も兵庫県の男女共同参画ニュースに今回大きく取り上げられておりまして、先進的な取り組みができたかなと思います。
本会議で市長さんが今回その15名で、あかし女性の活躍推進会議を立ち上げるというお話をされました。私は、そのときに本会議でも申し上げたんですけれども、フォーラムのパネリストをしてくださった方なんかが、やはりいいのではないかと提案させていただいたんですけれども、とにかくその方々はいろんな分野でとてもお忙しい方なので、いつするかとかいうことを早く立ち上げないと、いい方の予定が入らないと思いますので、年3回から4回ということで、1回目をいつにされるのかとか、その辺の調整をいかがされるのかお聞きいたします。
○尾仲委員長 荒川男女共同参画課長。
○荒川男女共同参画課長 ご指摘の委員の構成員の方への声かけにつきましては、できるだけ早急に有識者等の候補者を選定した上で、早目に声かけをさせていただきまして、できるだけ早目に第1回会議の開催をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 他にございませんか。
ないようでございますので、次に移らせていただきます。
ウ、結婚総合支援事業の推進について説明を求めたいと思います。
荒川男女共同参画課長。
○荒川男女共同参画課長 男女共同参画課長の荒川でございます。
結婚総合支援事業の推進につきまして資料に基づきご報告いたします。
まず、1項目めの結婚総合支援事業の趣旨・目的でございますが、昨年12月に策定いたしました明石市まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置づけました「新たな人の流れをつくる」の目標達成に向け、若い世代の結婚につながる婚活支援を行い、転入者や定住者の増加を図るとともに、結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援の取り組みを進めるため、総合的な結婚支援の仕組みを新たに構築するものでございます。
2項目めに記載のとおりですが、この事業の背景といたしましては、国が結婚から妊娠、出産、子育てへの切れ目のない支援を総合的に進める一方、県では未婚化・晩婚化対策として、ひょうご出会いサポートセンターを開催し、独身男女の出会いの場の提供などに取り組んでいるところでございます。
そういった中、本市ではあかしジモともセミナーのほか、市民団体による縁結び交流会などといった婚活イベントが開催されてきておりましたが、総合的な婚活支援の事業構築までには至らなかったというような現状がございました。
そういったことを踏まえまして、平成28年度に実施する3つの主な事業を3項目めにまとめております。1つ目としては、ひょうご出会いサポートセンターの連携を進めてまいります。これは既に婚活の支援制度やノウハウがある県と連携しながら必要な情報発信などを行うものでございます。2つ目は、婚活イベントの開催支援で、これは市が直接イベントを行うというものではなくて、イベントを自主的に開催している市民団体であるとか、NPOなどを行政が財政支援するものでございます。3つ目のお節介人の育成でございますが、これはかつて近隣に存在していた結婚のお世話をよく焼いていた人、いわゆるお節介人を掘り起こしたり、育成しつつ、相互の人脈づくりもあわせて進めていくものでございます。
以上、ターゲットである若い世代への出会いの機会の提供であるとか、出会いを支援する人材の育成など、地域全体で結婚を後押しする新規事業を28年度より行ってまいります。
今後は他都市の事例収集を行うなど、結婚支援ノウハウの蓄積を図りながら、取り組みを進めていく予定でございます。
以上で、結婚総合支援事業の推進につきましてのご報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この件に関しまして質問、ご意見ございましたら。
松井委員。
○松井委員 3月1日号の広報あかしで、結婚の支援をやっていくというコーナーがありました。新年度予算はまだ通ってませんけれども掲載されてまして、ちょっと私もその掲載には驚いたんですけれども、何かそれを見て、市民の方からの問い合わせとか何かございましたか。
○尾仲委員長 荒川男女共同参画課長。
○荒川男女共同参画課長 男女共同参画課長でございます。
広報あかしの掲載以後、当日を含めまして数件程度、市民の皆様からお問い合わせがございます。内容につきましては、具体的にどういった事業内容を進めていくのかというお問い合わせが中心でございました。
以上でございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 それは若い独身男女の方か、その若い方を持つ親の方か、どんな方からの問い合わせでしょうか。
○尾仲委員長 荒川男女共同参画課長。
○荒川男女共同参画課長 問い合わせをされた方の層としては、いわゆる親御さんの世代が多かったように思います。
以上でございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 私、本会議で親御さんの講演会とかをぜひ行ってほしいということを今回提案させていただきました。今、驚いたことに、その親御さんから問い合わせがあるということで、やっぱり今の世代というか世相を反映していることかなと思って、やっぱり親としては気になさってる方が多いのかなと理解しました。
そこで、提案をさせていただきました新年度の予算を使って、親御さんの講演会をしてはどうかということを、さらに今、実感しました。
副市長、いかがですかね、その辺のお考えは。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 先ほど課長から申し上げましたように、やはり親御さんの心配というのは非常に高いものであろうかというふうに思ってます。民間のいろんな行事を見ましても、本人もありますけども親御さんをターゲットにしたようなこともやってらっしゃるようでございます。
その辺、もう少し精査させていただきまして、どういったことが効果的にできるのかというのをちょっと研究させていただきたいというふうに思います。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 いろんなイベントがあります。それはもう単発的な1つの行事で終わってしまうと思いますので、やっぱり親の意識を変えるということ、本会議で同じことを言いましたけれども、その辺をしっかりと精査していただいて、やっぱりことしはせっかく予算をつけていただいたから、違うことを取り組んでいただきたいなと思います。せっかくの機会ですので、1度、無駄なように思えるかもしれないけど違う発想をすることによって、土壌開拓をするというか、そういう方向に進んでいただきたいと希望します。
以上です。
○尾仲委員長 他にございませんか。
北川委員。
○北川委員 私もこれは大いに頑張っていただいて成果を出していただきたいんで、ちょっと前向きな質問をさせていただきたいんです。
まず、お節介人さんの育成です。この人脈づくりはどんなふうにされる予定でしょうか。
○尾仲委員長 荒川男女共同参画課長。
○荒川男女共同参画課長 お節介人さんの育成につきましては、これから具体的にどういう形で進めていくかというのを検討する必要がありますけれども、今、想定しておりますのは、新たに地域で、恐らく潜在的にいらっしゃる世話をやくような人を掘り起こすというようなことを、とりあえずはした上で、そういった形の方々の名簿をつくった上で、またネットワークをつくるなり、そういった動きに結びつけていきたいと思っております。
以上でございます。
○尾仲委員長 北川委員。
○北川委員 わかりました。
まず、この目的は何かと言えば、遊びじゃありませんからね。出会いをつくっていただいて、ご結婚をなさっていただいて、そしてその果てかもしれませんけども、子どもさんを産み、育んでいただくという、今の少子化には、これはもう周りが頑張らないとあかんということであります。
ちなみに私が失敗談を言います。私はもてない君、三十数年で、彼女いない歴というんでしょうか。こちらのほうに1999年にお世話になったときもお見合い、数えるほどお世話になりました。1回も私からご辞退したことありません。いや、本当です。そのとき私は母がおらなかったので、知ってる方、うちの親しい方に一緒についてきていただいたりしました。中には、明石のホテルの地下のレストランで、私、ご婦人が2人ついていただいて、紹介してくださったお嬢さんとお母様、こう、もうこれでやりますよね。ぱっと見たら今は亡き共産党の議員の先生のご家族が2メーター離れたところでお食事とっておったんですよ。当然、それも丁重なるお断りをいただいたわけですけれども、やはり、1人で困ってる方がおるんで、お節介人さん。もしくは私みたいに母がもうそのとき先立っておって、父親といったら、男同士といったらちょっと弱いですからね。どんどんとおせっかい過ぎなのか、何かお節介人さんを希望しますといって、みんな応募してくれないかもしれませんが、例えば、キューピットさんであり仲人さんですよね。そういう意味でもっと明るく参加していただいて、それは大きなイベントもいいんですよ。出会いの場をつくって、100人の男女の出会いの場をつくって、それで成約できたらええでしょうし、例えば私も今、ボランティアの仲間の方のお孫さんの釣書という意味かもしれませんが、3人、北川さん誰かいい男の人おらへんかということで、3人の女の方、探してくれとは言いませんが、おったら紹介してねということで承っております。恐らく委員さん、または幹部の皆さん、知ってる方でも、独身で結婚したいという相談もあると思うんです。これはもう党派を超えまして、正直言ったらもう直感が大事かもしれません。相性で、本人がわかってないかもしれません。
ちなみに、私が結婚をさせていただいたときには、市民病院の方、うちの家内はナースでお世話になってましたから、ある方のご紹介で全く私も知らんところでお会いさせていただいて結婚させていただきました。
だから、そのように、ここにいる皆さんが頑張ったら、恐らく何十件も成約できると思うんです。あとは後押しです。やはり、結婚には皆さん不安があるんです。本当に今の経済的に点々なときに大丈夫かな。でも、2人が力を合わせたら何とかなります。周りが押していって、それで結婚式1つもやっぱり女性の方って大層に考えるんですよ、まだ早いんちゃうかなとか。でも私の場合は2人きりでハワイへ行かせていただいて、ほんまです。もう家内が、もうようさん集まってするの嫌やと言うから、彼女ですね。わかりましたということで、事後報告でした。
ですから、まあそんな感じで形を問わず結果を出す意味で、皆さんのマンパワーで、頑張っていただくように、本当でしたらこういうの、子育てを語っていただいて明石のためにと頑張っていただいた市長さんがはっぴ着て頑張っていただくぐらいで、こういうのはやっぱり先頭立ってもらわなあかんわけです。
ですから、市の担当の方、大変やと思うんですけどもいろんなボランティア団体さんの仕組みづくりに頑張っていただきたいという気持ちですので、これは文句ではなしに前向きなことだけを申し上げさせていただいて、今後、私も松井委員さんともども、これの経過を後押しさせていただく人として、ちゃんとチェックさせていただきます。やはり、今、大事なところはといったら、こういう機運が高まってますから、派手なポスターでもいいじゃないですか。若い方、皆さん結婚のために点点々みたいな、バラ色ムードの、結婚したらいいことありますと、そういうビジョンを示して、まずは大きなイベントなんかをやっていって、あとは地域の方の民生委員さんとか、いろんな行政に関係ある方にも事あるごとにこういうイベントが今度ありますから、皆さんの知ってる方あったら引っ張ってきてくださいねみたいな。双方で頑張っていただきたいんです。
ということで、これは部長さんはどなただったんですかね。
○尾仲委員長
福田男女共同参画担当部長。
○
福田男女共同参画担当部長 男女共同参画担当部長の福田でございます。
先ほど委員のおっしゃっていただきましたように、やはり周りでお節介人を初めとして、親御さんもそうでございますし、やはり結婚っていいなということも、結婚するしないは本人様のご自由なんですけれども、結婚したいと思ってらっしゃる方につきましては、やはり公の立場も含めまして、みんなで応援していきたいなという機運を高めてまいりたいと思っております。それがまた子育てのまち明石ということにもつながりますし、女性の活躍推進にもつながってまいると思いますので、一生懸命努力させていただきますのでどうぞご支援のほうを賜りますようよろしくお願いいたします。失礼します。
○尾仲委員長 他にございませんか。
辰巳委員。
○辰巳委員 例えば、子育ての応援企業さんなんかたくさん募られてやっておられますね。それとか、やっぱりこういうことも民間さんと一緒にまたやるというのも何かいい方法が出てくるのかなと思う。例えば、ホテルが市内にも何カ所かあったりしますし、そこには結婚式場もございますから、そういうNPOとか市民活動団体様と一緒にやるということも大事なんですけれども、その民間とも一緒に手を携えて、いい事業なんで何とかもうちょっと膨らませていただきたいな。これはもう意見だけにさせていただきます。
以上でございます。
○尾仲委員長 他にございませんか。
それでは次に移らせさせていただきます。
エの
国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画)策定について説明を求めたいと思います。
田中国民健康保険課長。
○田中国民健康保険課長 国民健康保険課長の田中でございます。
国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画)策定につきまして、資料をもとにご説明させていただきます。
まず、計画策定の背景でございますが、平成26年4月、国民健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針が一部改正されまして、保険者は健康・医療情報を活用してPDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業を確保するため、保健事業実施計画、いわゆるデータヘルス計画を策定した上で、保健事業を実施し、その評価を行うこととされました。その背景には、レセプト情報の電子化が進み、国保データベースシステムが国レベルで整備されてきたことが挙げられます。
続きまして、本市の状況でございますが、本市では平成21年度から単年度計画により特定健診の未受診者への勧奨事業を初め、精密検査未受診者への保健指導等々を実施してきたところでございます。また、保健事業の中核をなす特定健診・特定保健指導事業の実施につきましては、第2期明石市国民健康保険特定健康診査等実施計画に基づき行っているところでございます。
このたびの指針の改正を受けまして、保健事業の実施につきましては、単年度の実施計画ではなく、中長期的な目標を設定した複数年の実施計画とするとともに、現在実施中の特定健診等実施計画を中核にしつつ、より幅を広げた計画に変更するものといたしまして、現在実施中の事業をより効果的・効率的なものにしてまいりたいと考えております。なお、計画の期間は平成29年度までとしております。
続きまして、保健事業実施計画の概要でございますが、この計画の策定に当たりましては、レセプト情報や健診情報を重点的に分析しまして、あわせまして国保データベースシステムの情報も取り入れております。このような分析を進める中で、被保険者がみずからの健康状況を把握し、それぞれの状態に応じた健康行動を継続して行うことが大切であるとの結論に達し、中長期的な目的・目標としたところでございます。
裏面をお願いいたします。
データ等を分析した結果、①から④の課題が導き出されております。1例を申し上げますと、①では若年層及び低所得者層の特定健診受診率が低い。また、地域差があるとの課題が見つかり、課題解決の取り組み方針をターゲットを絞り、効果的な未受診者対策を推進するとし、その具体的な取り組みといたしまして、受診勧奨はがきの対象者の見直しや、出前健診実施地区をふやすことで対応してまいりたいと考えております。この他の分析結果等は記載のとおりでございます。
最後に、この保健事業実施計画は、適宜見直しをすることとされております。この3月に一旦取りまとめることといたしますが、今後もレセプト等とのデータ分析や保健事業の効果検証を行いまして、PDCAサイクルに沿って事業の評価を行い、また、この計画自体の見直しを図りながら、より効果的、効率的な保健事業の実施に取り組んでまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この件に関しまして質問、またご意見等ございましたらお受けしたいと思います。
ございませんか。
それでは、ないようでございますので次に移ります。
オ、兵庫県後期高齢者医療 平成28・29年度保険料率について説明を求めたいと思います。
北條長寿医療課長。
○北條長寿医療課長 長寿医療課長の北條でございます。
兵庫県後期高齢者医療 平成28・29年度保険料率につきましてご報告いたします。
お手元の資料、兵庫県後期高齢者医療 平成28・29年度保険料率についてをごらんください。
後期高齢者医療の保険料は、診療報酬の改定とあわせて、2年に1度改定されることとなっております。この2月15日に開催されました兵庫県後期高齢者医療広域連合議会におきまして、平成28年度、29年度の保険料率が決定しました。
医療給付費の増加等により、何らかの保険料増加抑制策を講じない場合、一番下の表に記載しておりますように、1人当たりの平均年保険料額は、8万971円となり、現行に比べ3,557円の増、率にしまして4.59%上昇するところでございますが、広域連合におきまして、前年度までの剰余金を積み立てた給付費準備基金のうち、73億円を取り崩して繰り入れることによりまして、資料中ほどの保険料率及び賦課限度額の表に記載しておりますように、均等割額は694円増の4万8,297円に。所得割率は0.47ポイントアップの10.17%と前回平成26年度の改定時よりも上昇幅を抑制しているところでございます。また、賦課限度額につきましては、現行の57万円から変更はございません。
今回の改定の結果、1人当たりの保険料額は、被保険者1人当たりの平均年保険料額の表に記載しておりますように、低所得者軽減の対象を拡大した影響も合わさり7万7,109円となっております。現行に比べ305円の減、伸び率0.39ポイントのマイナスとなりました。
続きまして、資料の裏面でございますが、記載のとおり主な例を挙げ、現行との保険料の比較を示したものでございます。
(1)の基礎年金受給者と(2)の厚生年金受給者の方につきましては、それぞれ年間69円、104円の増となり、それぞれ1.45ポイント、1.46ポイントの伸び率となります。
続きまして、(3)の194万5,000円の厚生年金受給者と(5)の216万円の厚生年金受給者の方につきましては、低所得者軽減の拡充措置により、それぞれ年間で1万2,959円、6,005円の減となっており、伸び率にいたしまして、それぞれ22.26ポイント、5.52ポイントのマイナスとなります。
以上、簡単でございますが平成28・29年度の保険料率の改定内容につきましてご報告させていただきました。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この件に関しまして質問、ご意見ございませんか。
よろしゅうございますか。
それでは次に移ります。
カ、あかし斎場「旅立ちの丘」火葬場におけるひび割れ・漏水への対応について(中間報告)ということで説明を求めたいと思います。
郷良斎場管理センター所長。
○郷良斎場管理センター所長 斎場管理センター所長の郷良でございます。
あかし斎場「旅立ちの丘」火葬場におけるひび割れ・漏水への対応についての(中間報告)を委員会資料に基づき説明をさせていただきます。
お手元の委員会資料をお願いします。
まず、1のひび割れ・漏水への対応でございますが、漏水への対応につきましては、学識者に意見を聞くとともに、昨年10月に試験施工を行い、その効果を確認した上で、工事を実施しているところでございます。
主に、2階の壁につきましては、既存の仕上げが砂状吹付となっており、外部からの確認が困難であることから、全体を防水塗膜で覆う工法とし、今後、新たなひび割れの発生についても対応できるものとしました。
また、1階の壁については、既存の仕上げが撥水クリア塗となっており、外壁の削り取り作業が必要となるため、振動、騒音、ほこり等の発生が懸念されることから、ひび割れ箇所に浸透性改質材と止水材を注入する工法をとっております。
改修工事は昨年11月末に着手しており、間もなく3月末に完了する予定でございます。一方、1階炉機械室の床につきましては、樹脂を注入し改修しております。
次に、2のひび割れの原因と今後のスケジュールについてでございますが、昨年11月から市が行っているひび割れ状況のモニタリングでは、現在まで変化は確認されていません。今後も、継続し詳細調査を行ってまいります。
ひび割れの原因調査につきましては、学識者に使用材料、施工状況、使用環境、モニタリング結果等の資料を随時提供しながら進めております。
ことし9月を目途に学識者のまとめた意見とともに検証結果を報告させていただきます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この件に関しまして、ご意見、ご質問ございますか。ございませんか。
それでは次に移らせていただきます。
キ、明石市青少年選抜吹奏楽訪中団の派遣について説明を求めたいと思います。
山野文化振興課長。
○山野文化振興課長 文化振興課長の山野でございます。
私からは、明石市青少年選抜吹奏楽訪中団の派遣についてご説明させていただきます。
お手元の委員会資料をご参照願います。
まず、1の概要ですけれども、本市と中国の無錫市は昭和56年8月に友好都市提携をして以来、さまざまな分野で交流を続けております。平成25年度からは次代の国際交流の担い手となります青少年による文化やスポーツを通じた交流を行っております。今年度につきましては、友好都市提携35周年記念事業の一環といたしまして、明石市青少年選抜吹奏楽訪中団を派遣しようとするものでございます。
2の派遣期間につきましては、8月中旬ごろの4泊5日を予定しております。
3の予定団員数ですけれども、オーディションにより選ばれました明石市在住もしくは在学の中高生60人、及び引率者等10人程度の計70人程度を予定しております。
4の主な行事でございますけれども、無錫市内施設での演奏会や無錫市民、特に同年代の子どもたちとの交流等を行いまして、子どもたちに互いの文化を理解し尊重する心を育てたいというふうに考えております。
5の旅費の補助についてですけれども、経済的な理由によりまして、中国のほうへ行きたくても行けないというような子どもたちをできるだけ救いたいということで今のところ旅費の半額程度をめどに補助を行う予定でおります。
6の派遣までのスケジュールにつきましては、資料をご参照ください。
なお、無錫市との友好都市提携35周年記念事業につきましては、無錫市での記念式典、明石市での記念式典、無錫市からの青少年交流団の受け入れ等を予定しておりますけれども、まだ詳細のほうが詰まっておりませんので、詳細のほうが決定次第ご報告させていただきます。
以上で、明石市青少年選抜吹奏楽訪中団の派遣についてご説明させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
この件に関しまして、ご質問、ご意見ございましたら、どうぞ。どなたからでも。よろしゅうございますか。
それじゃあ次に移ります。
最後ですが、ク、生涯学習センター・男女共同参画センターにおける機能及び管理運営の見直しについて説明を求めたいと思います。
野々村生涯学習センター所長。
○野々村生涯学習センター所長 生涯学習センター所長の野々村でございます。
私のほうから報告事項のク、生涯学習センター・男女共同参画センターにおける機能及び管理運営の見直しについてお配りしております委員会資料に基づき報告をさせていただきます。
まず、1の趣旨でございますが、現在、生涯学習センター、男女共同参画センター内には、両センターの貸室のほか、子ども図書館みなくる、子育て支援センター、市民活動コーナー、及び明石文化芸術創生財団等の事務所がございます。
また、平成26年度からは、あかねが丘学園の学習拠点を生涯学習センターに順次移行しており、平成28年4月に移転が完了することになっております。
一方、明石駅前再開発ビルの完成に伴い、子ども図書館みなくる、子育て支援センターが平成28年度中に転出することになっております。
こうした状況を踏まえ、平成29年度以降の生涯学習センター及び男女共同参画センターの利活用について現在検討を進めているものでございます。
次に、2の検討の方向性につきましては、1つには明石駅前という立地のよさを生かしながら、より効果的な事業展開が図れるよう、同施設にある各機能のさらなる連携を深めるなど、施策の実施体制等について検討を進めてまいります。
平成29年度以降に同施設に残る主な機能としましては、記載しております生涯学習、市民活動支援、また、男女共同参画の推進など、大きく6つの機能を考えております。
次に、裏面をお願いいたします。
2点目には、施設利用者のさらなる利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。具体的には貸室の多用途化への改修、また、現在、生涯学習センター、男女共同参画センターと貸館の受付窓口が別々に分かれておりますが、貸館受付窓口の一元化など、施設機能の向上を図り、あわせて同施設と一体で運営管理する指定管理者制度を導入する方向で検討を進めてまいりたいと考えております。
施設の主な設備改修等につきましては、2枚目の図面をご参照いただけますでしょうか。
図面左側が生涯学習センター、7階から9階までの現在の配置でございます。図面の右側が平成29年4月からの変更案のイメージ図になります。主な改修部分としましては、貸室として現在稼働率の低迷するセンター8階の調理実習室及び工芸室を使い勝手のよい多目的に使用できる会議室形式として改修を予定しております。
また、センター8階、子ども図書館みなくる跡につきましては、主に生涯学習、市民活動フリースペースとしての転用を。また、7階の子育て支援センター跡は多目的に活用できるよう貸室への転用を検討しております。
また、利便性の向上につきましては、貸館業務窓口の統合へ向け、受け付けシステムの変更等も行ってまいりたいと考えております。
それでは、資料1枚目の裏面にお戻りいただけますでしょうか。
3の今後の予定でございますが、本年6月議会において指定管理者制度導入に向けた所要の整備を行う条例改正案を提出したいと考えております。その後、7月から指定管理者の募集、選定を行い、12月議会において指定議案を提出したいと考えております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 説明は終わりました。
これについて質問、あるいはご意見ございましたらどうぞ。
大西委員。
○大西委員 将来展望を踏まえて、そのアスピアの7・8・9階のビルのいろんな使用方法を変えていく、これには一定の理解をしてるんですが、まず、今の私の理解では、その指定管理をこの28年度の間に一気にやってしまう、それそのもの自体にどうのこうのじゃないんですが、その1ページ目の主な施設機能の中の6つ大ぐくりであるんですが、一番下のその貸館の部分については、これはほかにもいっぱい指定管理でやられてるところがあって、それにひもつきの事務事業があったりするのはあれなんですが、これを一気にやることがいいのかというか、十分検討されてるんかなという、その辺が気になります、まず。それとともに、これは私は素人なんであれなんですが、法的というのか、特に一気に1つにしてしまうのが問題ないのかという、大きく2点お答えいただきたいんですが。
○尾仲委員長 野々村生涯学習センター所長。
○野々村生涯学習センター所長 ただいまの件でございますけれども、まずは一気にこれだけの機能ということでございますが、それぞれ今ここにあります、例えば、あかねでしたらあかねのやっているところがございますし、市民活動というのは我々のほうなんですけれども、市民活動コーナーの運営とか、そこにはコミュニティ創造協会が入っておったり、それと文化芸術につきましては文化芸術創生財団、国際交流については、国際交流協会というのが入っております。そういったところがある程度連携していくような、やはりイメージを持っております。
ですから、どこか特定のところが全部ひっくるめてということではなくて、指定管理というのは、それを取りまとめたり、大きなコラボレーション、それぞれの施策、全体がやってるところのコラボレーションの部分を担ったりすると。そういったふうなイメージでおりますので、ある程度、今までやってきたところ、やってきた団体の力が生かせるんではないかなというふうに思っております。
それと、法的なことということですが、今の続きになりますけれども、やはり貸館の管理というのが、これはまあ全体を通じて、今まで男女共同参画課と生涯学習センターが分かれてきてましたので、それは一本化して管理していく。これは特にそうは難しいことではないかなというふうに考えております。
ただ、この後の機能、どういうふうにやっていくかというのは、その指定管理者のほうにどんなふうな仕様で出すかということもあるんですけれども、やはり、従来やってきている文化芸術創生財団ですとか、国際交流協会ですとか、こういったところの力を十分に活用しながらということが前提というふうに考えておりますので、その辺の詰めについてはまたこれからちょっと検討していくんですけれども、ある程度できるんじゃないかなというふうには思っております。
以上でございます。
○尾仲委員長 大西委員。
○大西委員 これ、今まで既にこう例えば財団とか協会とかに市のほうからお願いをしているところが多くあると思うんです。それぞれが得意分野を持っておられると思うんですが、似てると言えば似てるんですが、全然違うと言えば違うしというところで、その今、職員さんもかかわってる部分も多いと思うんですが、これを一気に5つ、6つをいわゆる民間に委譲してしまう、委譲というんですか、指定管理なんですけれども、この辺の表現は難しいですけど、指定管理の仕組みからいうと、最終的には市が手綱を持てるというポジションにはあるのかなと。その辺を聞きたいんですけど。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 副市長の和田でございます。
少し誤解があるかもわかりませんので、もう1度確認をさせていただきますと、例えば明石の文化芸術創生財団でありますとか、明石市国際交流協会、これは残ります。で、そこでそれぞれ持っている事業をこのアスピアの中で展開をしていただきます。指定管理者は例えば貸館の総合調整でありますとか、それぞれの団体の調整をさせていただくということですので、全部指定管理者が芸術もやる、国際交流もやるということじゃありません。とりあえず、施設の管理運営をしますので、そこの今までやってますソフト事業、例えば国際交流でしたらいろはクラブでありますとか、文化芸術創生財団はそこでのいろんなイベントがありますね。それはそれぞれの団体、文化芸術創生財団なり、国際交流協会がやります。それを今までばらばらでやってたのを1つ調整するところができて、貸館の調整であったり、事業の調整をするという理解をしていただいたらわかりやすいのかなと。
例えば、先ほど無錫市に青少年の吹奏楽団を送るとしますね。今までは、国際交流は国際交流、吹奏楽は吹奏楽で、例えば文化芸術創生財団がやってますけども、これからはその辺を新たな指定管理者が例えばコーディネートすることで、文化の面、国際交流の面、一緒に事業展開もできる。その中で例えば上の子午線ホールで、そこで講演会しましょうかといっても、そういう調整の中でできるということですので、トータルで効率的にあそこの空間をいかに使うかということを指定管理者にやっていただくわけで、その個々の具体的な事業については、それぞれの文化芸術創生財団、国際交流協会、あかねが丘学園もそうですけども、それぞれやるということで、それぞれの今さっきおっしゃいました人を減らして一本化するということではなくて、集まっていただいて、いろいろトータルに、総合的にあそこの空間を有効利用していただこうという、その要になるのが指定管理者だというような理解をいただいたら結構かと思います。
○尾仲委員長 大西委員。
○大西委員 よくわかりました。
その辺がやっぱりひっかかってたものですから。事前にはお聞きしてたんですけど、どうもしっくり行ってなかったもので。そうですね、ごめんなさい、その分はオーケーです。
この7・8・9階の分です。これはもう、この29年の4月からなんですが、もうこの辺は対応のほうはほぼ行けるんですかね、具体的に。
○尾仲委員長 野々村生涯学習センター所長。
○野々村生涯学習センター所長 生涯学習センター所長の野々村でございます。
29年4月からの変更案イメージ、まだ現在のところイメージの部分でございまして、ただ、中には平成28年度に8階の調理実習室でありますとか、工芸室、そういったところにつきましては、改修の経費を現在は計上しているところでございます。あと、他の施設につきましては、今後の検討の中で貸館としていくのか、また、多用途にしていくのかは今後の中でまた検討していく部分も並行的に進めていきたいと考えております。
以上でございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 私もちょっと確認をさせていただきます。
まず、再開発ビルにみなくるも行きますし、子ども・子育て支援も行くので、その後、ここのあいたところをどうするのかなというところで、このお話が出てきたんですかね。そうですね。
そうしたら、そこで、あとあかねが丘学園がこの施設を月曜日休館日に全面的に使われるということで、全部いろんなスペースを使われるんですかね。ちょっとそこの確認がしたい。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 月曜日がちょっと休館日でございます。あいてますんで、できる限り使っていただいて、その中で例えば機能的に大きな体育の環境が要るとしたら、例えば勤労福祉会館の運動室を使うとか、そういう機能別はありますけども、基本的にはこのあいてる休館日の空間を利用していただきたいというふうに今、あかねが丘学園とは調整を終わっております。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 そうしましたら、そのあかねが丘学園の今のイメージを聞いてたら、お部屋が決まらないけれども、事務所、あかねが丘学園のその事務所というのはどこかにきちっと置かれるんですよね。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 今、予定してますのは9階に事務所を置いていこうかなということなんですけど、今、この改修の中で細かいやつはこれから詰めていきますけれども、きちんとあかねが丘学園の事務所というのは、平成29年4月を待たずに、もう28年から来ますので、平成28年4月には事務所というのがこの中で設置されると。今は9階を予定しているところでございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 それとですね、気になるのが、この7階の事務室です。ここだけが何か右側が空白になってますね。左側が消費生活センターとなってるんですけど、ここだけが何か何も書かれてないので、どういうイメージかなと思うんですけど。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 副市長の和田でございます。
ここにあります事務所を、今、例えば、文化芸術創生財団とかありますが、その部分につきましては、今の予定でしましたら、8階のほうでいろんな事務局機能をまとめていきたいと思いますので、そちらのほうに動いていく予定をしております。
ただ、7階のこの今の事務所のところをちょっと下にちょっと区切れて矢印になりますけども、ここに搬送用のエレベーターがありまして、そこはちょっとあけておかなあきませんので、ここは絵を書いておりませんけれども、この何らかの形でパーテーションなり、間仕切りをする中で、この部屋についても大きくほかのいろんな会議とか、その授業ができる部屋で有効利用していきたいというふうに考えております。ほかのいろんな801とか書いてますけど、それと同じような、基本的にはそういう形で使わせていただこうかなというふうに思っています。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 それで、今、説明なかったんですけれども、この資料の裏にエレベーター、一般向けに北館業務エレベーターの一般利用に向けて改修すると書いてあるんですけど、私もいつも物すごい難しいんですよ、あそこへ行ってエレベーターを使うのが。なかなかうまく使えない。この間もあかし女性応援フォーラムに来られた方がもうつかまらないので、1階から上って9階まで来てはって、汗かきながら来られてて、こんなエレベーターがあるというのも私今まで知らなかったんですけれども、これを開放してくださるんですか、今回。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 副市長の和田でございます。
ここについては当然、ここのアスピアを管理しております管理組合との協議になります。ただ、先ほど委員おっしゃいますように、いろんなイベントで、例えば子午線ホールを使うときにこっち側のところが非常に効率的に動いてないということがありますので、そこをうまいこと効率的に利用させていただきたいということで、今、管理組合とも話をしております。その一環として、この東側のところ、これ今までは子午線ホールへの荷物の搬入、搬出とか、地下のマルハチさんの商品の搬入、搬出で主に使われてたんですけど、もったいないということで一般の方でも利用できるように動かしたいというふうに思ってます。
それをまあ、ずっと毎日するのか、大きなイベントのときに使うのか、その辺の話はこれからちょっとまた管理組合と詰めていきたいと思いますけども、少なくともここを有効利用させていただいて、そういうときには使えるということで改修をしたいというふうに今、計画をしております。協議中でございます。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 もう一遍開放したら、市民は知ってしまいますので、曜日でその切るとかは難しいと思うし、本当難しいですよ、あそこのエレベーター、本当に。だから、やっぱり開放するんであれば、常時開放していただけるように検討していただきたいと思います。
引き続きまして、委員長。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 ちょっと私、今、一番心配しているのが、この結婚とかをここでしてくださるという男女共同参画センターのことなんですけれども、県とのコラボでしていくんですけれども、この辺、結婚ということで個人データの情報とか、いろんなこれから難しい部分が出てくると思うんですけれども、その指定管理をこの今回の委員会資料を見てたら、機能及び管理運営の見直しと書いてあるので、その機能も管理運営も全部見直して、何か指定管理にするのか、何か今のお話を聞いてたらちょっとよくわからないんです。その辺いかがなんでしょうか。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 副市長の和田でございます。
機能、例えば先ほど言いましたように貸館なんかでもばらばらに貸しているというようなことの機能をまとめて貸館は一本化するとか、例えば先ほど言いましたようにいろんな事業のコラボレーション的なところについてはその辺の調整をするところとかありますけども、基本的にはここへ書かせていただきました6つの今持っている機能をいかに効率的に使っていくかということの調整をしたいということでございますので、先ほど委員おっしゃいましたように、駅前の再開発のほうに子育ての機能が行きますので、その反面、機能分化といいましたら、アスピアのほうについてはそういった生涯学習とか市民活動とかですね、そういった機能を総合的に担っていけるような施設にしたいということでございますので、今、ある機能を動かす分はありますけども、なくすというようなことではないというふうに理解していただいたら結構です。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 そうしましたら、この6つの29年度以降の主な施設機能というのがこのまま残ると理解しました。その管理のことは任せるけれども、それぞれの分野がそれぞれの活動を今までどおりしていくということかなと思うんですけれども、何というんですかね、今、ぱっと駅から、電車から見たら明石生涯学習センターというタイトルは目立ちますし、男女共同参画センターというのがアスピアのイメージなんですけれども、今後、その市民の活動のスペースが広がっていくということで、何となくその辺が市民の活動スペース、それは十分いいことなんですけれども、何となく今のイメージが何かうまく言えないんですけど薄まる。薄まると言ったら言葉が悪いですけど、何かこう漠然としたイメージが変わるというんですかね、その辺はないんですかね。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 イメージから言いますと、まあ言えば総合的になるというんですか。例えば生涯学習も男女共同参画もそういう機能は残りますけども、いろいろトータルにいろいろ事業展開していきますので、広く言いますと、例えば市民の方々がいろんな活動をするのにそこを使っていただくということで、例えばそれがあかねが丘学園であったり、国際交流であったり、文化活動であったり、そういう地域活動、地域活動はちょっと違うかもしれませんが、そういう分野型の活動であったりということで、そこで生涯学習といったら大きなくくりになると思うんですけれども、そういう総合的に支援をしていくというイメージになってくるのではないかなというふうに思っております。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 それと、私やっぱりこの立地条件ということで、やっぱりこの貸館業務にすごく力を入れていかないといけないと思うんです。今回、ピオレもできて、ちょっとイメージがすばらしいものができたので、再開発ビルが南に誘導するので、アスピアが本当に頑張らないと近いけれども、何となく人の流れが変わっていくように心配を受けました、この間のオープンの日に行かせていただいて。それはすごく明石のまちが発展することはうれしいんだけれども、これだけ駅前に近い施設があるにもかかわらず、その市民のただ活動のスペースだけが今回入って、何か駅前の一等地がもっともっと収益も上げながらできるような誘導策をつくらないと、本当にもったいないん違うかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 おっしゃることは全くそのとおりだというふうに思ってます。そうした中で、今度は駅前再開発のビルができますと、やはりそちらのほうにも人の流れが出ていきますんで、そういうときにアスピアが閑古鳥が鳴くということではあきませんので、やはり、そこはやっぱりターゲットを変えるといいますか、機能分化をしていかないとあかんと思います。その中でいかに回遊していただくようなことを考えていくかというのはこれからの課題だと思いますので、その辺もちょっと検討してまいりたいというふうに考えております。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 最後に先ほど申し上げました男女共同参画で、結婚のこととかを取り扱うんですけれども、その辺の私が懸念していることはいかがでしょうか。
○尾仲委員長 荒川男女共同参画課長。
○荒川男女共同参画課長 委員ご指摘の、その結婚事業につきましては、県と連携であったり、個人情報を扱うことに対しまして指定管理者との影響といいますか、関係性についてのご質問だと思いますが、今後、県が既に実施している結婚支援事業の枠組みといいますか、仕組みを当市としても調整を今後進めていく中で、そういった情報も含めてですけれども、指定管理者とどう連携がとれるのかということを今後、県とも詳細を詰めていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
○尾仲委員長 松井委員。
○松井委員 議員としましては、この話は突然というか急に出てきたように、市のほうは、再開発ビルに施設が移転するときにということを考えていらっしゃったかもしれないけれども、私たちとしては突然出てきたような感じがするんです。本会議でもほかの議員さんも質問をされておりました。大西委員さんもおっしゃいました。やっぱりもうちょっとこの6月に条例改正をされるということですので、やっぱりここ、国際交流もすごい大切ですし、文化も大切ですし、本当に角度がそれぞれ違うので、ちょっと、もうちょっと議会に慎重にいろんなことを議論する機会をいただきたいと思います。
国際交流も約1%、人口の1%の方が外国人の方がいらっしゃるということで、この間、ニューイヤーパーティーも行かせていただきましたけれども、それぞれの機能が大切なところですので、慎重に進めていただきたいと思います。
以上です。
○尾仲委員長 他にございませんか。
辰巳委員。
○辰巳委員 私もやっぱりこのアスピアの生涯学習センターがどうなっていくかなというのはやっぱり不安でございます。
何か目玉というか、貸館ばっかりになってしまって、集客の目玉というのが何かないのかなと思っちゃうんです。それとネーミング、これどうされるんかなと思ったりもします。何か改装されて、何か目玉みたいな施設があって、それで名前も変わって生まれ変わったよというようなことをやっていかんと、この全体が貸室ばっかりふえた中で、果たして埋まっていくのかなというのがちょっと不安なんですが、お答えいただけるんやったらよろしくお願いします。
○尾仲委員長 和田副市長。
○和田副市長 副市長の和田でございます。
和田副市長。
○和田副市長 ネーミングまでは少しまだ考えてない。アスピアのビル全体の話じゃありませんので、これについては管理組合なり、地域振興開発といろいろこれからお話をしないといけないと思うんですけども、実際には今、お聞きしてますのは、なかなか駅前周辺でいろんな会議をしたり、何かしたいときでも場所がないという話がありまして、これまでもアスピアの貸館については結構いい稼働率やったんじゃないかなと思うんですけど、その中でやはりまだまだそういうニーズがありますんで、その空間を有効利用したいということでこういう多目的の形にしております。
これからのニーズを考えますと、やはり工夫は要るとは思いますけれども、そういったニーズはこれからも増してくるのかなというふうに思ってます。
○尾仲委員長 辰巳委員。
○辰巳委員 目玉ということも言わせていただいたんですけど、何かもう一工夫やっぱりやっていただきたいなと。その辺でやっぱりアスピアがちょっと今後やっぱり集客が不安になりますので、その辺は意見とさせていただきます。
以上でございます。
○尾仲委員長 他にございませんか。
ないようですので、それでは各報告事項8件を聞いたということでご確認をお願いしたいと思います。
本日は、ここまでで生活文化常任委員会を閉会したいと思います。
次回は、3月15日、火曜日、午前10時から開会をいたします。よろしくお願いいたします。
ご苦労さまでございました。
午後4時28分 閉会
以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。
生活文化常任委員会
委員長 尾 仲 利 治...